1: 匿名 2025/12/17(水) 10:37:44.86 ID:6Xln5eft0● BE:567637504-PLT(56555) 銅の価格高騰により、5円玉の原料時価が額面を超え、10円玉も額面の9割弱に達したという日経新聞の報道が話題となっています。 とはいえ、たとえ自分のものだったとしても、銅を取り出すために5円玉を溶かすと罪に問われるので、注意を要します。 意外と知らないお金を巡る法律について、理解の参考となる記事をまとめました。 5円玉などの硬貨を故意に損傷したり鋳つぶしたりすると、貨幣損傷等取締法違反となり、最高で拘禁刑1年に処されます。 そうした目的のために5円玉などの硬貨を集めた場合も同様です。 この法律は市中に流通している硬貨の信用性を維持し、経済取引の円滑を図るために制定されたものです。 溶かすだけでなく、叩いて潰したり、穴を開けたり、変形させたりして硬貨としての機能を失わせたらアウトです。 銅を取り出すために5円玉や10円玉を大量に溶かして売却した事件など、現に摘発された例は過去にあります。研究用やアクセサリー用など動機も問いません。 手品用のコインを製造するために500円玉を加工して逮捕されたり、希少価値の高いエラーコインを装うために500円玉の製造年などを削って立件されたりしたケースもあります。 ただし、この法律は日本政府が発行し、法定通貨として流通可能な硬貨が対象です。天皇陛下御在位記念金貨などを溶かしたらアウトですが、 カナダのメイプルリーフ金貨などを溶かしても日本の法律には抵触しません。 紙幣にもこうした法規制がないので、1万円札を破こうが溶かそうが、罪に問われることはありません。 >>…