
賃貸マンション・アパートの 損しない借り方: 安心して借りるための賃貸不動産の裏話 1: 2025/12/13(土) 19:49:18.59 都心マンション「35年ローン」or「50年ローン」or「賃貸」どれが正解? データが導く令和の最新結論は 30年間のリアルなコスト比較 「購入か賃貸か」は永遠のテーマですが、具体的な数字で比較してみると意外な事実が浮かび上がります。 ここでは、都心の典型的な条件でシミュレーションしてみましょう。 【前提条件】 1億2000万円の新築~築浅マンション(70平方メートル前後)をフルローンで購入、金利は0.7%の変動金利を想定します。 一方、賃貸では月額30万円でマンションを借り続けた想定で、30年経過時点のコストを比較します。 「購入」(35年ローン)の場合、ローン返済総額は約1億4600万円(うち利息が約2600万円)で、30年間のローン支払額は約1億2500万円。 これに管理費が30年分で1080万円、修繕積立金(増額込み)が1620万円、固定資産税が30年分で900万円、さらに大規模修繕の一時金150万円が加わり、30年間の総支出は約1億6250万円に達します。 また、30年経過時点ではローンの残債がまだ約1900万円あります。 ちなみに、最近増えつつある「50年ローン」で購入した場合は、どうなるでしょうか。超長期ローンでは月々の返済額が抑えられる反面、利息負担の構造が変わります。 30年経過時点で、ローン返済総額は約1億3920万円(うち利息が約1920万円)で、30年間のローン支払額は約8360万円。管理費や修繕積立金、固定資産税などは35年ローンと同じですから、 30年間での総支出は約1億2110万円となります。ただし、ローン残債は約5310万円と、35年ローンの3倍近くとなります。 「賃貸」の場合では、どうなるでしょうか。30年分の家賃が1億800万円、更新料(2年更新×15回)が450万円、初期費用(敷金・礼金・仲介手数料など)が150万円、 つまり30年経過時点の総支出は約1億1400万円となります。賃貸ですので、ローン残債はもちろん存在しません。 この数字を見ると、「50年ローン」と「賃貸」の30年経過時点での総コストがほぼ同じという興味深い事実が明らかになります。 ただし、50年ローンの場合は5000万円以上もの借金が残ることになります。 よく「賃貸は資産にならないから買った方が得」という話を聞きますが、購入した場合でも30年住んでローン残債がこれだけあるという現実を、どれだけの人が理解しているでしょうか。 ちなみに、賃料を25万円で抑えられた場合は、30年間総支出が約9500万円となり、賃貸の優位性がさらに明確となります。 ※関連記事 【画像】この漫画の「ダメ人間」と付き合っている彼女の話、少し怖くて草wwwww…