1: 匿名 2025/12/12(金) 17:30:32.14 ID:6iGJZWam0● BE:662593167-2BP(2000) 2025年12月12日、第一財経は、世界的な大ヒットを記録したキャラクター・ラブブ(LABUBU)を生み出したポップマートの株価が大きく下落しており、「ラブブバブル」が崩壊しつつあることを報じた。 記事は、中国のアートトイメーカー、ポップマートの株価が今月に入って下落し続けており、8月に記録した最高値から約40%も安くなり、時価総額では2000億香港ドル(約4兆円)が蒸発したと紹介。昨年3月から今年8月にかけて株価が15倍近く高騰し、今年1~6月には純利益45億7000万元(約1000億円)を達成して「香港株の消費株神話」と呼ばれた状況とは好対照であることを伝えた。 その上で、同社の急成長の背景には看板IP(知的財産)であるラブブの世界的なブームがあり、一時期は国内外で品切れが相次ぎ、中古品市場でも価格が高騰していたと説明する一方で、ブームに乗って同社が生産能力を月1000万個から5000万個へと急拡大したことで状況が一変したと指摘。アートトイの「売り」である個性的、希少性といった要素が急速な普及と大量生産によって薄れたとした。 そして、消費者の「審美疲労」も相まって8月以降はラブブの市場プレミアムが消え始め、中古市場ではピーク時から40~50%の値崩れを起こしたり、公式価格を下回るようになったりし始めたと紹介した。 記事は、「ラブブバブル」の終幕についてポップマートの経営陣が「資産運用商品ではなく、良い製品を売りたいというのがわれわれの希望」とコメントしていることを紹介。一方で、産業評論家からは「アートトイは愛好者に感情的価値を提供しているにすぎない。ポップマートの株価急落はまさに資本による投機と、ラブブブームが冷める過程の表れ。ポップマートはIPが持つストーリーの深さ、収益化シーンを拡大する展開力に問題を抱えている」との指摘が出ていることを伝えた。 そして、同社が今後単発的で一時的なブーム頼みから、持続可能な成長戦略を持った経営へと移行を図る中で、アートトイと「中国製」の融合による新たな「爆発点」を模索していく必要があると結論づけた。(編集・翻訳/川尻)…