1: あずささん ★ d90vBEQP9 2025-12-12 10:15:17 ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、米国が和平案の中でウクライナが東部ドンバス地方から撤退し、同地方の一部に「自由経済圏」を設置することを提案していると明らかにした。 ゼレンスキー氏は修正を加えた和平案を米国に提示したと述べ、トランプ米政権がクリスマスまでに計画の状況を「完全に理解」したいと考えているとも説明した。 和平案で領土問題は依然として残っているという。これについてゼレンスキー氏は「ロシアはドンバス全域を要求しているが、当然我々は受け入れない」と述べた。ロシアは2014年からドネツク州とルハンスク州にまたがるドンバス地方を掌握しようと試みている。そして今、ロシアは武力で制圧できていない同地域を米国が仲介する和平交渉で手に入れようとしている。 妥協案としてウクライナ軍が撤退するドンバス地域に「自由経済圏」を創設する案を米国が検討しているとゼレンスキー氏は述べた。ロシア側は協議で対象地域を「非武装」地帯と呼んでいるという。 ゼレンスキー氏はこの妥協案に慎重な見方を示している。交渉の行き詰まりが解消されるかもしれないものの、ドンバス地方を誰が管理するのか、軍の撤退が公平で相互的なものであることをどう保証するのか「重大な」疑問が残ると指摘した。 また、領土問題については最終的に選挙や国民投票を通じて「ウクライナ国民」が決めるべきとの考えを示した。 ソース/CNN…