1: 名無しのがるび 2025/12/11(木) 09:59:10.54 ID:xg4kL9Zd9 スポニチ [ 2025年12月11日 05:30 ] >> 日銀が、福沢諭吉が肖像に使われた1万円札など旧紙幣の発行を実質的に終了したことが10日、関係者への取材で分かった。昨年7月に新紙幣を発行した後も旧紙幣しか使えない自動販売機や券売機などのため発行を続けてきたが、対応が進んだと判断した。世の中に流通する紙幣全体の4割程度にとどまる新紙幣の普及加速が見込まれる。 紙幣は日銀が民間の金融機関に引き渡した上で、世の中に流通させている。旧紙幣の製造は既に終了し、日銀は今年9月末に1万円札、5000円札、1000円札の3種類の旧紙幣の供給を停止した。ただ、災害時など緊急で紙幣が必要になる場合に備え、当面は発行できるようにする。 ATMや交通機関の券売機などは新紙幣への対応がほぼ完了し、自販機が課題だった。業界団体の日本自動販売システム機械工業会によると、全国に約220万台ある飲料の自販機のうち、新紙幣が使えるものは9月末時点で6~7割程度まで増えた。 慶応大を設立した福沢諭吉が紙幣に登場したのは1984年。聖徳太子から交代した。2004年に一部のデザインを変えた後も1万円札の顔として親しまれてきた。5000円札は女性作家の樋口一葉、千円札は医学者の野口英世だったが、それぞれ目にする機会が今後減りそうだ。 新紙幣の肖像は、1万円札は「日本の資本主義の父」と呼ばれる実業家の渋沢栄一、5000円札は女性教育の先駆けとなった津田梅子、1000円札は近代医学の基礎を築いた北里柴三郎がそれぞれ引き継いだ。…