1: 名無し 2025/12/08(月) 09:30:15.52 ID:vK4sT9xJ0 ※画像はイメージサムネイル画像ですフィリピン沿岸警備隊は6日、中国が軍事拠点化している南シナ海・スプラトリー(南沙)諸島のスービ礁周辺などで、中国船100隻超を確認したと発表した。 発表によると、スービ礁周辺で中国の退役軍人や漁民らで構成する準軍事組織「海上民兵」を乗せたとみられる船舶29隻が停泊し、沿岸警備隊と警戒活動を行った比漁業水産資源局の航空機に対しフレア(火炎弾)が発射されたという。 中国と領有権を争うウィットスン礁(中国名・牛軛礁)周辺などでも民兵船計72隻などが確認された。 読売新聞 ■要約 ・フィリピン沿岸警備隊が、南シナ海で中国船100隻超を確認したと発表。 ・「海上民兵」を乗せた準軍事組織の船団が集結し、威圧活動を行っている。 ・フィリピン側の航空機に対し、フレア(火炎弾)を発射する危険行為も確認。 ・軍事拠点化されたスービ礁などを中心に、中国側による実効支配の強化が続く。 ■解説 100隻超もの船団で押し寄せ、航空機に火炎弾を浴びせる行為は、もはや「警備」の範疇を超えた準軍事的な侵略行動だ。 「海上民兵」という民間人を装った兵力を使うことで、相手に軍事力を使わせないまま実効支配を既成事実化する、中国得意の「グレーゾーン戦術」が極まっている。 これは対岸の火事ではない。尖閣諸島周辺でも同様に、漁船を装った民兵が大挙して押し寄せるシナリオは十分に想定される。 高市政権が、こうした事態を見越して海上保安庁と自衛隊の連携強化や、領域警備の法整備を急いできたことは、安全保障上極めて正しい判断だったと言える。 中国の「力による現状変更」に対しては、遺憾の意を示すだけでなく、フィリピンや米国と連携し、物理的な抑止力を見せつける以外に止める術はない。 ここで怯めば、次は東シナ海で同じ光景を見ることになるだろう。…