1. 匿名@ガールズちゃんねる ネオ・ネグレクトの事例やそれが生ずる背景についてこれまで説明してきたが、それでは、ネオ・ネグレクト減少のための具体的な方策にはどういうものが考えられるのだろうか。 日本政府が少子化に歯止めをかけるべく1994年に打ち出した通称「エンゼルプラン」こと「今後の子育て支援のための施策の基本的方向について」という施策は、結果として「子どもの預け先としての保育園整備」ばかりに注力し、幼児を持つ親の「外注化の意識」を醸成してしまったという見方ができる。すなわち、第五章で言及した過剰サービスの例と似た構造に陥ってしまったのである。 また、保育園を卒園したあと、すなわち、わが子が小学生になってからは、公的な外注先の整備が追いついておらず、主として都市部において、親が高額な費用を負担し、民間学童施設、あるいは進学塾などにわが子を「外注」する潮流が生まれたとも考えられる。 関連トピック 2025/12/02(火) 11:34:28…