1: 冬月記者 ★ 3W+UegJg9 2025-11-24 00:17:21 秋元康氏 プロデュースの情熱衰えぬ「アドレナリンが出ている状態」「好奇心がなくなったら潮時」 作詞家の秋元康氏が20日、総合プロデュースする新ボーイズグループの専用劇場の開設地となる東京・お台場の「ダイバーシティ東京 プラザ」を訪れ、報道陣の取材に応じた。 三井不動産株式会社、株式会社東京ドーム、株式会社Y&N Brothersの3社による新しいシアターボーイズグループを始動させるプロジェクト。秋元氏が総合プロデュースを担当。 すでに10月末に2次審査が終了し、12月と1月に3次合宿審査を実施。来年4月にメンバー発表され、来夏に劇場がオープンする予定だ。 この日、秋元氏は約300席規模の専用劇場が新設される場所で、報道陣の取材に対応。 「20年前、秋葉原のAKB48の時も何もなくてブルーシートが貼られている中で視察したことがあった。これからどういう劇場を作っていこうかというのを今ちょうどミーティングしているところですね。やっぱりゼロから作るっていうのは面白い。今、アドレナリンが出ている状態で、あとはお客さんが楽しんでいただけて、集まっていただけるか。面白いとかすてきだとか、かっこいいとか、かわいいとか、何かそういうリアクションを待っている気持ち」と明かした。 女性グループではなく、新たに劇場型の男性グループを手掛けることについて、 「人生を振り返った時に男性グループっていうのは、あんまりやってないなと思ったのが一番ですかね。歌もダンスもパフォーマンスもキレキレな人たちがいっぱいいる中で、どんなことができるのかなっていうのは、逆に楽しみだなと思いました」と告白。 グループの差別化について聞かれると、「一番はやっぱり〝弱小〟っていうところがいい。たぶん、一番力がないと思うんです。でも、弱小から始まるっていうことが面白い。AKB48もそうだったんですけど、そこを見てくださるファンが必ずいるんですよ。人数は少ないかもしれないけど、その人たちが口コミをして広がっていくんですよね。AKBもそうでしたけど、3年かかるなと思ったんですけど、実際は12月8日にオープンして、(翌年の)2月の半ばにはもう超満員だったんですよ」と振り返った。 報道陣から「勝算は?」という直球質問には「僕らクリエーターとかプロデューサーは始めるときは100%なんですよ。もう絶対当たるとか、絶対うまくいくと。でも、それが結局、運営側とか事業主とかそういう皆さんがいて、その人たちからすればそれは何年後なのか。 AKBが6年ぐらいかかったんですかね。多分、乃木坂(46)も6年ぐらいだと思うんですけど、何年かかるのかは分かりませんけど、当たることは当たると思うんですよ。インバウンドの方も含めてみんな見に来る時代が来ると信じています」と力を込めた。 今年、67歳。いまだ衰えぬ情熱について聞くと、「クリエーターの皆さんそうかもしれませんけど、結局、好奇心がなくなったらそれは潮時であり、引退の時期だと思うんですよね。好奇心があるんですよね。だから、お台場でこんな劇場を作って、しかも三井不動産さんと組んで今までやったことのない男性グループを作ったらどうなんだろうっていう…。 その好奇心が自分を奮い立たせるというか、面白そうだなと。これ好奇心がなくなったらもう多分わざわざやらないと思うんですよね」と言い切った。…