1: ぐれ ★ eKyZCxmh9 2025-11-23 13:24:31 ※11/23(日) 10:48 FNNプライムオンライン 一時期はブームとなった料理や湯沸かしもすべて電気で行うオール電化。ただ、いま”敢えて”ガスに回帰する動きが見られるという。なぜなのだろうか? 災害の激甚化、頻発化が進行 気候変動の影響などにより自然災害の激甚化、頻発化が目に見える形で進んでいる日本。 静岡県牧之原市周辺では2025年9月、国内最大級の竜巻によって甚大な被害に見舞われ、被災直後に住民に困っていることをたずねると、間髪入れずに「電気」と返ってきた。 水道が使えることに感謝しつつ、風呂に入れないことが理由だという。 オール電化からガス併用へ 2018年1月に大規模な停電が発生した静岡県小山町周辺。 この停電は災害ではなく送電線の故障が原因だったが、厳しい冬の寒さの中、オール電化の家に住む人は暖を取るのにも近隣の家を頼るしかなかった。 こうした中、都市ガスやLPガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて、発電と給湯を同時に行う家庭用燃料電池システムのエネファームが注目されていて、2009年1月の発売以来、累計販売数は2024年12月末の時点で54万台を超えた。 実際に静岡ガスでも販売台数が年々増え、2023年は約500軒がオール電化からガスへと切り替えていて、営業本部の杉山剛己マネージャーは「災害対策など意識の高まりは我々もすごく感じている。その中でエネルギーを分散する、ガスと電気の両方を使える状態にして分散することを対策として考えている顧客が増えてきたと感じている」と話す。 災害の備えに補助金も 静岡市駿河区に住む60代の夫婦はこれまでガス給湯器を使用していたが、「給湯器だけ買うよりはエネファームの方がお得。災害にも安心という意味で検討しコスト面でもいい感じだったので購入を決めた」と、買い替えに合わせて2025年7月にエネファームへと切り替えた。 続きは↓ 一時期はブームとなったオール電化も今は昔? ”ガス回帰”の動き その理由は? 激甚化・頻発化する災害への備えからエネルギーを分散…