612: 本当にあった怖い名無し[sage] 2013/09/17(火) 23:01:20.74 ID:9tda6nd50 高校時代、私とA子はイジメを受けていた。 私は勉強は割合出来たが運動が苦手、オマケに顔がバナナマンの日村を坊主頭にした感じでバイキン扱い。 A子は美人で勉強も運動も出来たが、クラスの主流派に合わせることに興味がなく、主流派を自負する女子達からは白眼視されていた。 当時はアムラーファッション全盛期だったけど、茶髪にもせず化粧もしない、 でもA子の方が遥かに輝いて見えて、正直なところ私は憧れていた。 私は主に男から、A子は主に女からイジメられていたが、能動的にイジメていたのがB、C、D、E、Fのグループで、中でも主犯格のBとEは付き合っており、互いに「面白いこと考えた!」とエグいイジメを競うように考えていたように思う。 私は無視とバイキン扱いがメインだったが、A子は性的な物も含め、かなり酷いイジメだったと思う。詳細は不快すぎるので書きたくないくらいに。 私もA子もイジメられっぱなしで高校生活を終え、私は本州の北の外れから 西の外れの国立大へ行き、A子は海外留学した。 故郷から遠く遠く離れた環境で、非モテなりに大学生活を楽しみ、無事就職。 それから十年近く経ち、どこから知ったのかA子から携帯に電話がかかってきた。 「来月の同窓会どうする?」 大学卒業頃から、毎年出欠ハキッズ来てはいたが、毎回無視していた。 「是非、今年出て欲しいのよ。ちょっとやり返したいからさ。君も協力してよ」 他の連中に会いたいとは思わなかったけど、きっと、もっと綺麗になっているA子には会ってみたかったので、出席すると返事を出した。…