1: ばーど ★ 2025/11/18(火) 11:40:17.15 ID:IGroWBeQ 韓日両国の防衛協力に暗雲が漂っている。韓国空軍の特殊飛行チーム「ブラックイーグルス」の独島(ドクト、日本名・竹島)飛行を理由に日本が中間給油支援を見送ると、次は韓国海軍が今月予定されていた海上自衛隊との共同捜索・救助訓練を保留すると通知した。独島問題をきっかけに韓日防衛協力事業が相次いで見送られ、両国関係の改善の流れに支障が生じるのではという懸念の声が出ている。 17日の読売新聞によると、韓国海軍と海上自衛隊間の共同訓練は1999年から2017年まで計10回行われたが、哨戒機レーダー照射の葛藤をきっかけに中断した。2018年12月に韓国の「広開土大王」に日本海上自衛隊の哨戒機が近接危険飛行をして葛藤が深まり、韓日軍事交流も中断した。 韓日関係の改善と共に両国軍事協力の雰囲気が形成されたのは昨年のことだ。当時の申源湜(シン・ウォンシク)国防長官と木原稔防衛相がレーダー照射再発防止に合意し、軍事交流の動きも再開された。8年ぶりに再開される予定だった韓日共同訓練にブレーキがかかったのは先月末のことだ。 当初、韓日両国は初めて自衛隊基地でのブラックイーグルス中間給油支援を約束した。しかし日本政府内で10月下旬ごろ独島上空を通過した韓国空軍機を分析した結果、ブラックイーグルスが含まれているという事実を問題にし、給油中断を決定した。 中断決定時点も微妙だった。慶州(キョンジュ)で開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会談を契機に韓日首脳の初の対面会談が行われる直前に給油支援の中止が通知された。高市早苗首相は給油を支援するべきとの意見を出したが、日本政府内で高市首相を支持する保守層を考慮して中断するべきとの声が高まっという。最初の対面会談で李在明(イ・ジェミョン)大統領と高市首相が「韓日首脳のリーダーシップで懸案をうまく管理しよう」と述べたが、これとは異なる決定が下されたのだ。実際、防衛省のある幹部はブラックイーグルス給油支援中止に関し、朝日新聞に「中止しなければ竹島は韓国の領土という主張を受け入れたと見るかもしれない」として中止決定の背景を説明した。 独島上空飛行を理由にした日本側の決定に韓国も対応した。13日から15日まで東京で開催された自衛隊音楽まつりへの軍楽隊の参加を取り消すと、小泉進次郎防衛相は14日、「協力・交流を継続したい」とし、両国間に距離ができることはないと強調した。軍事協力再開決定を下した当事者だった木原官房長官はこの日の会見で「地域の安全保障環境が厳しさと複雑さを増している中、日韓・日米韓の連携がますます重要であることに変わりはない」とし、協力を継続していく意向を明らかにした。 独島問題で浮上した交流の中断を外交上の葛藤にしないという趣旨だ。今回の訓練中止について、ある防衛省幹部は読売新聞に「共同訓練実施時期を再調整する」と伝えた。別の幹部も「冷却期間を置きながら意思疎通をしていくことが重要だ」という意見を伝えた。 しかし最近繰り返し独島問題が韓日両国の葛藤要因に浮上しているのは懸念される。日本側は14日、独島領有権を主張する領土・主権展示館を追加で拡張し、韓国外交部の反発を呼んだ。外交部は李在雄(イ・ジェウン)報道官の声明で「強く抗議し、閉鎖を求める」と明らかにした。在韓日本大使館の松尾裕敬総括公使を呼んだりもした。 尹徳敏(ユン・ドクミン)元駐日韓国大使は「高市首相は給油をするべきと言ったが、周囲に引き止められながら政権の序盤期にそのような(中止)決定が出た」とし「戦略的な韓日関係の重要性に(両国問題を)照らしながら両国が知恵を出して良い流れのモメンタムを維持することを望む」と指摘した。 中央日報日本語版 2025.11.18 10:57 韓国海軍と海自の共同訓練中止へ 韓国軍機への給油中止が影響か [11/17] [ばーど★]…