イタリアの検察当局が、1990年代ボスニア内戦中にサラエボで行われた、いわゆる「人間狩り観光(sniper tourism)」疑惑の捜査に着手した。戦争中に、ある人々が金を払って民間人を銃で撃ったという疑いだ。 (中略) ガヴァツェーニ氏によると、1990年代初頭、イタリア・英国・フランス・ドイツなど西側諸国の富裕層が、セルビア系民兵に巨額の金を支払い、サラエボ郊外の丘陵地から民間人を銃で撃つ「狙撃ツアー」に参加していたという。 参加者は、セルビアの指導者ラドヴァン・カラジッチの側近に接触し、移動や装備の提供を受け、トリエステから出発してベオグラードを経由、サラエボへ向かったとされている。 伊メディアは「参加者たちは現在の価値で約8万〜10万ユーロ(約1400万〜1800万円)を支払っていた」とし「射撃の対象によって価格が異なり、子どもが最も高価で、武装した男性・女性がそれに次ぎ、高齢者は無料だった」と伝えた。 検察は、参加者が政治的または宗教的な動機ではなく、単なる快楽と射撃への執着によって犯行に及んだ可能性が高いとみている。 ガヴァツェーニ氏は「彼らは銃器を好み、狩りを楽しむ富裕層で、単に“楽しみ”のために人を撃った」とし「これは明らかに悪への無関心から生じた行為」と批判した。ガヴァツェーニ氏は少なくとも5人のイタリア人容疑者を特定しており、検察がまもなく彼らを召喚して取り調べる予定だと明らかにした。 ※詳しくは下記リンクより 【画像】女さん「あれ?ユニフォームの下にスク水着て野球すればいいんじゃねーの?w」パシャッ…