92 :名無しさん@HOME2013/08/25(日) 22:09:390一ヶ月ほど出張で海外に行ってた帰りの飛行機は、帰りの日時だけ伝えて自分で取ったちょっと観光したかったし乗り換え込みで22時間くらいのフライトだったんだけど今から乗りますと、会社に電話をして、後は当然携帯を切ってた空港について、喫茶店で一息つきつつ携帯の電源を入れて軽食をとりさて、会社に到着の連絡をするか、と携帯を開くと着信150件初めて見る着信数にパニックになりつつ、発信元を確認会社と友人と親からだったまず考えたのは身内の不幸恐る恐る親に電話をすると、母が泣いていたこりゃ不幸があったな、誰だ?まさか父親か?とgkbrしながら話を聞くと昨日の夜俺のアパートの裏の崖が崩れてアパートが全開しつつ押し流され住人全員が行方不明になっていた自分は無事であることを伝え、一旦電話を切り会社、友人に連絡会社では、向こうを立つ時の電話から、時間的にまだ帰国していないと思うが乗り換えなしの便だと、最速では帰国している可能性.も否定できない、と心配してくれて社長の指示で社員の有志数人で救助活動に参加しているらしかった慌ててアパートに向かうと、かなり手前から通行止めになっており救急や消防が大勢で作業中だった俺を見つけた同期入社の連中が、男泣きで抱きついてきて俺も号泣小さなアパートで、俺以外は老人ばかりであまり親しくしていなくて消防に住人の特徴や何かを聞かれてもほとんど答えられなかった俺もそのまま救助活動に参加したが、結局住人の半数が遺体で見つかった大雨が降ると思い出す、人生最大の修羅場…