
1: 名無しのがるび 2025/11/07(金) 17:43:16.59 ID:THjYi0tG0● BE:567637504-PLT(56555) 安価で便利な移動手段として人気の「高速バス」。 しかし今、その“便利さ”の裏で、予約システムを悪用した「相席ブロック」とい行いが水面下で広がり、バス会社を悩ませています。SNSなどでも話題になりつつあるこの「相席ブロック」、その実態は――。 ■「相席ブロック」とは 「相席ブロック」とは、高速バスの座席を2席分予約し、出発直前に1席だけをキャンセルすることで、意図的に隣を空席にす行いのことです。 2席分を1人で広く使いたい、他人と距離を取りたい、と考える人が、こうし行いをしているとみられています。 背景にあるのは「ネット予約」の普及です。 スマートフォンで簡単に「予約」も「キャンセル」もできるようになったことで、こうした不正な利用も増えているとみられています。 ■「もう無視できない…」バス会社の悲痛な声 あるバス会社は、報道されることで「模倣する人」が増える懸念を示しながらも、違行いは無視できない状況になっている、と深刻な現状を訴えます。 担当者: 「お客様のモラルを信用した対応をとっていますが、もう無視できない状況になっていて…。こういったことが続くと、厳しくせざるを得ない」 担当者によると、 「2人で予約していたが、窓口で『1人になった』と申し出る人」 「時間帯の近い便を4~5便分も予約し、実際には1便しか乗らない」 といった事案があるということです。 この会社では利便性を重視し、予約後の「車内決済」も可能にしてきました。しかし、この善意の仕組みが逆手に取られている現状に、対策を迫られています。 ■「新幹線のようにするしかないか」対策のジレンマ この会社では、新幹線や飛行機のように「決済をしなければ予約が確定しない」仕組みの導入を実際に検討しているということです。しかし、そこには大きなジレンマがあるといいます。 担当者: 「新幹線などと違い、バスは窓口のない『バス停』から乗車されるお客様もいます。ネット決済が難しいお年寄りの利用も多いです。対策によって、そうした方々の利便性が下がってしまうのは、我々としても非常に心苦しいのです」 利便性と不正防止の板挟みとなっている高速バス業界。 若者からお年寄りまで、多くの人の移動を支える高速バスが、その利便性を逆手に取った一部の利用者の悪質行いによって、“信頼の仕組み”の見直しを迫られる、皮肉な事態となっています。…