340 :名無しさん@HOME 2008/03/26(水) 11:52:35 0 自分の話じゃないけど、震災話を読んでいて思い出した だいぶ前にどこかで読んだ、 阪神大震災のときに隣で寝ていた嫁を蹴飛ばして 隣室の母親を助けに行ったオッサンの、投書つーか素人エッセイみたいなやつ 母親を真っ先に助けに行ったのは、母親の体が不自由だったりとか、まあ理由はそれなりにあるんだけど 放置された嫁は結果として怪我をすることになってしまい オッサンは当時高校生だった息子にきつく詰られた。 しかしオッサン、ひるむことなく 「母親はかけがえのない存在なのだ。 お前も、何かあったら母さんのことを助けるんだぞ。頼んだぞ!」と説教したそうで。 それから年月が流れ、立派に成長した息子の結婚が決まり 式の前日、家族でシミジミ過ごしていると、嫁がいつになくキッパリとした口調で言った。 「分かっているでしょうけど、これからは 何かあったら真っ先に○○さん(新婦の名)を助けるのよ。それが夫としての責任だもの」 息子はしっかりとうなずいた。オッサンも続けていい言葉を言おうとしたら 「オヤジはもう寝たら?」と言われた。 そして結婚式が無事終わって落ち着いたころ、オッサンは嫁から いずれ離婚するつもりであることを静かに告げられた、という内容だった。 原文は関西弁交じりの、ちょっとおちゃらけた感じの文面。 オッサンどうも本気にしていないようで 「嫁は恨みがましいことは言ってなかったので、すっかり水に流していると信じていたが ずっと根に持っていたんでしょうかね。 退職後のことを考えて、私も嫁ともっといい関係を築かないといけませんね」 みたいな感じで呑気に締めくくっていたけど、多分今頃は一人暮らしをしているとエスパー…