
転載元: 冬月記者 ★ 2025/10/31(金) 01:02:18.61 ID:KZd617Aw9 大谷翔平、外野グラブをトロントへ 守護神・朗希につなぐ中継ぎの可能性「みんなでつなぐのがベスト」第6、7戦の登板「選択肢」 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(31)はブルージェイズとのワールドシリーズ第5戦に「1番・DH」で出場し、4打数無安打で連続試合出塁が9で止まった。本拠地で2連敗を喫し、対戦成績は2勝3敗。 負ければ敗退となる第6戦は31日(同11月1日)にトロントに舞台を戻し、山本由伸投手(27)が先発する。 大谷は第6、7戦に登板の可能性があり、救援登板後に守備に就くことも想定して外野手用グラブを用意した。 左膝が地面へ崩れ落ち、脱げたヘルメットがストンと転がった。1-2の三回2死、大谷は外角低めのスプリットに空振り三振。 22歳新人のイエサベージを攻略できなかった。第3、4打席は鋭い打球を放ったが、4打数無安打。連続試合出塁は9で止まった。 この日はスミスを2番に上げ、不振のパヘスを外して9番にコールを入れた。大谷の前後を打つ打者を組み替えたが奏功せず、2連敗を喫して後がなくなった。 試合後のクラブハウス。大谷はワールドシリーズ(WS)に入ってから自身のロッカーに常備していた外野手用グラブを手にはめると、2、3度開閉を繰り返して遠征用バッグに詰め込んだ。 大谷がグラブを手にした理由は明白だ。現行の二刀流ルールでは「投手兼DH」で先発出場した場合、降板後もDHを継続できる。 しかしDHで先発出場して途中から救援登板した場合、降板後はDHを継続できず、再び打席に立つにはフィールドプレーヤーとして守備に就く必要がある。 試合前、大谷の今後の投手起用についてロバーツ監督は「第6戦、もし第7戦までいけば間違いなく総力戦になる。彼が登板可能で、状況的にも理にかなうなら、選択肢の一つになる」と話しており、大谷のWS2度目の登板は待ったなしの状況になっている。 第7戦までもつれれば、中3日で先発する可能性すらある。 大谷が先発登板した第4戦では救援したトライネン、バンダが崩れた。この日も先発スネルが降板すると、エンリケスが乱調、バンダも再び失点した。 背水の陣となる第6戦以降、自信を持って救援マウンドに送り出せるのは佐々木だけ。そうした状況を理解している大谷は第4戦後に「いつでもいけるように準備したい」と登板への意欲を語っていた。 ドジャース打線はわずか4安打1得点。調子がいいのは大谷だけで、地区シリーズ以降は1試合平均3・54得点にとどまっている。 「チームは崖っぷち。気持ちを切り替えて第6戦に全力で臨み、そこから立て直すしかない」とロバーツ監督。〝大谷頼み〟と揶揄(やゆ)されても、逆転での2連覇を成し遂げる。 …