1: nita ★ JyK7U+ZQ9 2025-10-28 12:18:41 10/28(火) 11:42配信 読売新聞オンライン 秋田県内でクマによる人身被害が相次いでいることを受けて、同県の鈴木健太知事は28日午前、東京・市ヶ谷の防衛省を訪問し、小泉防衛相に対しクマの捕獲を進めるため、自衛隊の派遣を要請した。小泉氏は「危機的な事態」との認識を示し、陸上自衛隊の連絡員を同日午後にも同県庁に派遣して調整を始める方針を明らかにした。 鈴木氏は県内の人身被害が50人を超えていることに触れて、「マンパワーをはじめ(県内の)様々な資源では対応ができない」と窮状を訴えた。同県は地元猟友会を中心にクマの捕獲を試みているほか、電気柵の設置も進めているが、県や市町村だけの対応では被害を未然に防ぐことが困難になっているという。 これに対し小泉氏は、自衛隊の任務は「国民の命と暮らしを守り抜くことだ」として、「秋田県と協力して早急に対応策を練り、安全安心を取り戻すべく対処していく」と語った。 陸上自衛隊は過去に北海道や高知でシカの駆除に協力したことがある。ヘリコプターで上空からシカの動きを把握して地上に伝えたり、雪原で駆除されたシカを雪上車で輸送したりした。災害派遣ではなく「訓練」の一環として対応した。 小泉氏は、鈴木氏との面会前に行った閣議後記者会見で、自衛隊の本来任務である国の防衛に支障のない範囲で「迅速にできることから始める」と述べた。…