1. 匿名@ガールズちゃんねる 粧美堂の商品企画部マーケティング課の佐藤裕之氏によると、キッズコスメは数年前までは主にトイザらスなどの玩具売り場でしか売られていなかったが、いまや売り場面積をどんどん増やし、ロフトやハンズといった雑貨店だけでなく、イオンやイトーヨーカドーなどの大人向けの化粧品売り場でも販売されるようになっているという。 メインターゲットは小学校低学年だが、昨今ではSNSなどの影響により使用開始年齢も3歳頃からと早期化している。 キッズコスメ市場の拡大は、化粧品業界全体にとっても新たな可能性を示している。子どもの頃からコスメに親しむ消費者が増えることで、将来的な化粧品市場のさらなる拡大も期待される。 この現象は、「キダルト(Kidult)」と呼ばれる文化潮流の一部としても注目される。キダルトとはKid(子ども)とAdult(大人)を組み合わせた造語で、「大人になっても子どものような趣味・コンテンツを楽しむ人々」を指す。 2024年の「東京おもちゃショー」で「キダルト部門」が新設されるなど、マーケティング用語として急速に認知が高まっている。キッズコスメもまさに、子どもだけでなく親世代が一緒に楽しむキダルト消費の典型例といえるだろう。 「3COINS+plus」に売られていた「KIDSコスメセット」(税込1650円)と「KIDS用メイクブラシ」(税込330円)。大人でも使えそうなカラーとクオリティだ(編集部撮影) 2025/10/25(土) 16:31:26…