転載元: 冬月記者 ★ 2025/10/17(金) 23:37:32.05 ID:gpYfonNs9 大谷翔平が打率1割台不振 試合後の会見で両監督が示した共通の敬意「彼は球界最高の打者の一人」 ロバーツ監督は信頼 敵将は警戒 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ドジャース3―1ブルワーズ」(16日、ロサンゼルス) ドジャースが3連勝で2年連続ワールドシリーズ進出に王手をかけた。レギュラーシーズン6戦全勝だったブルワーズはメジャー史上たった1度(04年ア・リーグ優勝決定シリーズのレッドソックス)しかない、3連敗からの4連勝を信じてあすの第4戦に臨む。 試合後の両軍監督によるそれぞれの記者会見。共通したテーマは「大谷の不振」だった。 大谷の同シリーズ3試合の成績は打率・183(11打数2安打)、0本塁打、1打点、3四球、5三振。 この日は初回の打席で左腕アシュビーに追い込まれながら外角低め、ボールになるスライダーに食らいついて右翼線三塁打。 ベッツの右中間二塁打で先制のホームを踏んだ。しかし、二回以降の3打席は2三振を含むノーヒットだった。 ブルワーズのマーフィー監督は、大谷対策として「特別なことをしているわけではない。 ただ、非常に慎重に投げている」と返答した後、「ショウヘイは球界最高の打者の一人だ。初回のヒットは難しいボールだったが、いいところへはじき返した」と敬意を示した。 「芯でとらえる、本来の打撃ができていないようだが、非常に危険な存在であることに変わりはない。偉大な打者は一瞬で調子を取り戻す」と、警戒心を解くことはなかった。 一方、ドジャースのロバーツ監督は会見で最初に受けた質問が大谷の不振に関してだった。 フィリーズとの地区シリーズ5試合では20打席のうち16打席で、今シリーズはここまで14打席のうち6打席で左投手と対戦していることを踏まえ、「彼は間違いなく、球界最高の選手の一人だ」と敵将と同じ言葉を使い、 「では、そんな彼をどうやって封じるか?左投手をぶつけることだ。それを相手がやっていることだ。彼は必ず立ち直ってくると思う。今は現状を乗り越えるために必死に取り組んでいるところだ。だから相手のアプローチとしては理にかなっていると思う」と話した。 ポストシーズン9試合の成績は打率・158(38打数6安打)、2本塁打、6打点、6四球、17三振。ロバーツ監督は大谷の現状を「ショウヘイが望むような、私たちが期待するような結果を出せていない」と表現。 「彼がこのチームにとってどれほど大きな存在かは分かっている。まだ先は長い。彼が取り組んでいる姿勢はとても好きだし、私はいつでも彼に賭けている」と、全幅の信頼を口にした。…