「推し活」が過剰になると、心理学でいう「有名人崇拝(celebrity worship)」という病気になり得る。中国の大学生1147人を対象にした研究で、社会不安が高い人ほど有名人崇拝に陥りやすいことが判明。社会不安は他者との交流で過度に不安を感じる状態で、現実の交流不足を有名人が補う役割を果たす。また、スマホ依存症が社会不安と有名人崇拝の仲介役となり、ネット使用時間の増加がSNSやYouTubeを通じて有名人への憧れを強める。 社会不安レベルが高い人ほど「極端な推し活」に陥りやすい近年は若者を中心に過度な推し活、インフルエンサーへの盲信が増えています。こうした現象は心理学で「有名人崇拝」と呼ばれており、中国SNHは社会不安レベルが高い人ほどこの状態に陥りやすいと報告しています。 pic.twitter.com/I7YxSMvHDk — ナゾロジー@科学ニュースメディア (@NazologyInfo) June 7, 2025…