1: 煮卵 ★ 2025/04/07(月) 09:36:34.07 ID:kH6IUZm/9 令和の世に衝撃の数字だ。共働き世帯が増加する中、広島県の調査で、広島県民のうち主に男性が家事を担当する割合は、家事のカテゴリーにもよるが、女性の2分の1から6分の1程度だったことが判明した。 ◼家事負担に大きな偏り 県による調査は今年1月後半に行われ、約3000人から回答を得た。回答比率は女性と男性が2対1だが、男女ペアで回答した人も362組いた。 家事を「料理」「食事後の後片づけ」「洗濯」「掃除」「ゴミ捨て」の五つに分け、誰が行うかを尋ねた設問では、ゴミ捨てでこそ「分担」とする回答が最多の41.8%となったものの、他はいずれも「女性が担当する」との回答ばかり。 料理は男性の9.6%に対し、女性は6倍以上の62.2%。 男性が担当するカテゴリーで最多となる18.4%のゴミ捨てですら、女性は倍以上の37.2%が担っており、家事が女性に偏っていることは誰の目にも明らかだ。 一方、県による別の調査で男女の役割に対する意識を問うたところ、「男性は仕事をして家計を支えるべきだ」とする回答が、全国の48.7%に対し、広島県は76.2%。 同様の考えを持つ傾向は男性ばかりか女性も全国に比べかなり高く、年代別調査でも全ての年代でそうした意識が強いという数字が出た。 「家事・育児は女性がするべきだ」の項目も同様で、広島県は全国より11.7ポイントも高い39.0%が賛同した。 ◼「“男は座ってご飯を待つ”という感じ」 ところが、政治・社会全体・職場・家庭生活・学校教育など七つのカテゴリーで男女平等と感じる人は、いずれも全国平均を上回っている。つまり、男女ともに現状を「平等だ」と受け止めているようだ。 「親の世代までは“男は座ってご飯を待つ”という感じ。その名残りはみんなが集まる盆や正月にまだまだあって、男が先に食べちゃうことも」(50代男性) 県の担当者は「保守的な風土なんですかねぇ」と自嘲するが、時代が時代だ。多様性や公平性がますます重視される中、いくら県の特性とはいえ、「家事は男がするものではない」とふんぞり返ってはいられまい。 広島県は調査結果を基に、その名も「男性の家庭生活における活躍の推進に関する条例」の制定を目指し、早ければ6月に始まる県議会へ条例案を提出する方針だ。 県によると全国の都道府県では初となるこの条例。まずは広島県民の意識改革が必要だろうが、決して容易ではない。 「週刊新潮」2025年4月3日号 掲載 [デイリー新潮] 2025/4/7(月) 5:50 引用元: ・【広島】「家事・育児は女性がするべき」と答えた人が約4割… 広島県の調査で分かった衝撃のジェンダーギャップ [煮卵★]…