301 :プリンはのみものです。 2011/10/24(月) 14:40:04 O 独居のトメが亡くなったあと空き家になった義実家に、義弟夫婦がどうしても住みたいという。 義実家は築40年のボロッボロな狭小住宅。 しかも低床雑居ビルに挟まれた間口の狭い細長いくの字敷地。 売って山分してもたいした金額にならない、夫にとっては正直面倒臭いからイラネな土地だ。 夫は義弟が住みたいと言い出した時に、 義弟が独身で義実家にいた15年前とは違い、家の基礎や水回りをやられてるので大修理するか建て直さないと危険な事。 都心部ではあるけど地価はどん底で値上がりする見込みがとうぶん無い事、パーキングや事務所として土地を貸そうにも変形土地で需要が無い事。生活圏の商店や病院学校などがドーナツ化で撤退しかなり暮らしにくい事など、オススメし難い面倒な状況を細か~く説明した。 義弟嫁は「こんな街中に一戸建てが持てるなら、我慢は覚悟してます」 「将来再開発の計画があると聞いてますし、この校区はレベルが高くて理想的な教育環境」と譲らなかった。 義弟は「兄貴はいつもマイナス要素を並べて自分を否定する」「 自分がこの家を欲しいんだろ、だいたい昔から金に汚いんだよ」と斜め上暴言を吐いた。 金に汚いとまで言われカチンときた夫が 「ならお前が言うように俺は守銭奴だから、寄与分としてトメの代わりに払ってた固定資産税の半分を要求してもいいんだぞ」と言ったら、 二人でジャンピング土下座の勢いで「言葉の綾で悪気は無かったです」って、二人とも露骨に分かりやすい性.格で見ていてオモロかったw その後夫は義弟に何も要求せず遺産分割協議書に判子を押し、三年たった今に至る。 義実家を解体し新居を建てたのはよいけど、幼児を抱えて生活するには不便な環境で、しかも幼稚園保育園激戦区。 義弟子二人を高額な無認可保育に預けて、夫婦で働けど働けど手出しばかりで住宅ローンに追われてるようだ。 先日トメの三回忌で久しぶりに義弟嫁に会ったら別人みたいにやつれてた。 差し歯が抜けて歯茎まで割れて、どこのお婆さんかと思った。 「こんなはずじゃ無かった」と愚痴ってきた。 「だーかーら、言ったじゃないですかー(棒」と言ってしまったが、後悔はして無い。…