コロナ禍を機に人手不足が、いまも続いているタクシー業界。そのタクシー業界がいま「或る世代」に人気を集めているという。業界に新しい風を吹き込んでいる或る世代とは。 10年前と比べると約50倍に増 福岡市に本社を置くラッキータクシー。点呼、朝礼で1日が始まる。県内でも最多クラスの従業員数を誇るラッキータクシーだが、或る世代がいま急増している。 点呼を終えたドライバーの1人は「いま22歳です。お客さんとの会話の中でやりがいを感じれて、転職してよかったなと思います」と話す。 また別の1人は「まだ今月1日から。20代がどんどん増えていってるので嬉しいですね」と話すなど20代の乗務員の人数が10年前と比べると約50倍に増えているのだ。 ラッキー自動車タクシー運営部部長の山下祐史さんは「私がこの事業部に15年前に来たときは、20代の方が1人いたかなっていうくらい。いまは50名を超してきたかなっていうくらいの人数が働いてもらっている」と話す。 現在、20代の乗務員は男女合わせて57人。福岡市全体でみても30歳未満のドライバーの数は2020年から5年間で3倍以上にあたる約300人まで増えているのだ。 つづきはこちらから…