走行税(走行距離課税)とは、走行距離に応じて自動車に課税される税金で、政府が新たに導入を検討している税金の1つです。 ハイブリッド車や電気自動車などの普及、若者を中心とした自動車離れにより、燃料税や自動車税など従来の自動車関連の税収が減少しているため、国の歳入確保を目的に導入が検討されています。 X(旧Twitter)では「1km5円」が課税されるというデマ情報が拡散されましたが、現段階では導入時期や金額について明確な決定はされておらず、政府は導入に向けてあらゆる議論を進めている段階です。 なお、ニュージーランドではRUC(Road user charges)と呼ばれる「道路利用者料(走行税)」を既に導入しており、ディーゼル車と総重量3.5トン以上の大型車両を対象に、1000km=約5000円が徴収される方式です。 日本ではまだ検討段階なので実際には導入されない可能性もありますが、このまま税収が減少していけばいずれは走行税が導入されるだろうという見方が多いため、現在走行税が注目を集めています。…