1 名前:バイト歴50年 ★:2024/05/03(金) 13:50:30.16 ID:+5unEUcu9.net 筆者は、訪日中国人個人旅行がはやり始めた10年前の2014年を100とした訪日外国人観光客全体と訪日中国人の消費額の推移図表を作成してみた 上の図の日本円ベースで見ると、近年右肩上がりが続き、とても喜ばしい推移になるが、下の図の米ドルおよび人民元のレートで見ると、ビックリするぐらいほとんど変化のないことがわかる。 それがどういう意味かというと、外国人観光客の財布の紐がどんどん緩んでいるというのはあくまで幻想である。現在、円安が進行しているので、「コスパがよくなった」と感じているが、これ以上予算を増やして消費するつもりはないということである。 「『貧乏人』こそが日本に来ているよ」 そう教えてくれたのは、上海生まれ・上海在住の23歳のAさんだ。彼女はいわゆる典型的な中国大都市の若者で、豊かな家庭環境に恵まれ、努力家でもある。中国トップ3の大学を卒業した後イギリスに1年間留学。両親のことが大好きなので、コロナの影響もあったが、無事に上海にある金融機関で就職した。 先日初めて日本を観光で訪れた。取材に応じてくれた理由は、旅行先で現地に住んでいる人と話をしたいからだそうだ。なぜ日本に来たかを聞く前に、「実は最近中国国内の景気の影響で、若者の就職率も旅行意欲も消費意欲も下がっているのでは?と心配している日本の方々がいて、これからどのようにしてAさんのような若者エリートに来てもらえるかと不安があるようですが」と前置きを説明した。 すると、彼女はビックリした顔で「大丈夫だよ。私のような貧乏人の友達がみんな日本なら行けると言うから、来ると思います!」と即答。 「就職は確かに難しかったけれど、私の周りは(私と同様で学歴も家庭環境もよいので)みんなそこそこいいところに就職している。旅行が好きな人も多いので、それぞれの好みで行く」とAさん。 「ただ、ヨーロッパやアメリカは今すごく高くて、新人の給料だとハードルが高い。タイや韓国は安いが以前行ったこともあり、面白いところも見たのでしばらくは行きたくない。 それを踏まえると、日本が一番。理由の1つは円安でとてもお得感がある。本当のお金持ちは欧米、中東に行くけど、私たちにとって日本は海南島より安いし、手が届く海外なので行きたい。その次に文化。アニメはあまり見ないけれど、桜の投稿に引かれるし、なんか面白そうなので来てみたかった」 そうか。いつの間にか、日本は中国の若者の「憧れ」から「安くていい」観光地に変化してきたのだ。若者にファンになってもらい、リピートしてもらうのは何より重要だが、楽しみや訪日目的は毎回「ユニクロとコンビニのお菓子を買いたい」だけだと長続きしないであろう 引用元:…