1: Ikh ★ 2024/03/04(月) 02:00:55.81 ID:1Omhb7FE BE:456446275-2BP(1000) つらい体験を突然思い出すなどの症状がある「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」に関係する遺伝子を特定し、発症メカニズムを解明したと東京大などの研究チームが発表した。 新たな診断方法や治療薬の開発につながる可能性がある。成果が科学誌モレキュラー・サイカイアトリーに掲載された。 PTSDは精神疾患の一つで、事故や災害などのつらい体験を繰り返し思い出したり、精神的苦痛を抱いたりする。 喜田聡・東大教授(神経科学)らのチームは、PTSD患者などの血液を解析し、遺伝子「PDE4B」の働きが弱まっていることを見いだした。この遺伝子の働きが弱まると、記憶などに関わる脳の回路が過剰に活性化し、PTSDにつながるとみられる。マウス実験で人為的にこの回路を活性化すると、PTSDの重症度が増すこともわかった。 一方、この回路は開発中の慢性疼(とう)痛治療薬で不活性化することもわかり、治療法につながる可能性があるという。 富山大の井ノ口馨・卓越教授(脳神経科学)の話「PTSDの原因となる特定の部位をターゲットとした治療法の確立に、かなり近づいたと言えるだろう」 ライブドアニュース/読売新聞 2024年3月3日 21時16分 引用元: ・【遺伝子治療】PTSD発症メカニズムを解明、治療薬に道筋…東大などチームが関係遺伝子を特定 [Ikh★]…