1: 七波羅探題 ★ 2025/03/07(金) 22:52:01.94 ID:1NKQUCnB9 産経新聞 2025/3/7 21:54 4月13日開幕の2025年大阪・関西万博で〝喫煙所難民〟が発生する恐れが出てきた。大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)の会場内は全面禁煙の上、1日最大22万人の想定来場者に対し、会場外に設置される喫煙所は2カ所で収容人数は計約400人。不足を指摘する声もあり、分煙環境が十分に整備されなければ路上喫煙を誘発する懸念も。命と健康を重視する万博のイメージが損なわれそうだ。 日本国際博覧会協会は受動喫煙防止のため、来場者の禁止行為に関する規約で「場内での喫煙」を明記した。一方、喫煙者にも配慮し、会場外に喫煙所を設置することにした。 令和元年に日本で開催されたラグビーワールドカップの東京会場では、来場者4万人に対し、大型喫煙所を2カ所設けたがエリア外での喫煙もあったとされる。 協会は今回、国内の喫煙率などに基づき、会期中の想定来場者2820万人のうち、約2割を喫煙者と想定。5~10分程度利用した場合、約400人分の広さが必要というが、詳細な算出の経緯や根拠は「不明」としている。 喫煙所は東西2カ所のゲートのうち、大阪メトロ中央線夢洲駅近くの東ゲートに隣接した施設2棟にそれぞれ設置し、広さは約200平方メートルと約150平方メートル。400人が同時に利用した場合、1人あたりの面積は約0・9平方メートル弱となり、厚生労働省が目安とする約1・2平方メートルを下回る。 ■行列や路上喫煙の懸念 関係者は「灰皿のスペースやスタッフの利用も考えると、この広さでは混雑期に長い行列ができるのでは」と指摘する。 シャトルバスなどが発着する「夢洲第1交通ターミナル」近くの西ゲート周辺は、地下に廃棄物が埋め立てられ、可燃性のメタンガスが発生。爆発事故などを避けるため喫煙所設置を断念した。 バスで来場後、喫煙する場合は西ゲート近くから東ゲート近くの喫煙所まで歩いて10~15分程度移動する必要がある。市の条例で、市内全域が1月から路上喫煙禁止区域になり、来場者が路上で喫煙すれば過料千円(行政罰)の対象となる。 協会は会場の分煙環境や条例について「ホームページなどを活用して多言語で周知する」というが、円安が続く中、愛煙家の訪日客に過料千円が〝抑止力〟となるかは心もとない。 引用元: ・【大阪】全面禁煙の万博で「喫煙所難民」? 会場外2カ所、収容400人 メタンガスが設置阻害も [七波羅探題★]…