1: 阿弥陀ヶ峰 ★ OiiTMgu49 2025-09-19 21:34:21 ◆世界陸上 第7日(19日、国立競技場) 女子やり投げ予選で、女王、北口榛花(JAL)が、今大会初登場。60メートル38でまさかの予選落ちに終わり、連覇の夢が散った。 【写真】北口榛花の投てき姿 北口は試技順1番目で登場し、60メートル31。A組18人全員が1投目を終えた時点で4位だった。2投目で60メートル38に伸ばしたが、自身が持つ日本記録(67メートル38)にはちょうど7メートル及ばず。2投目で60メートル49を投げた上田百寧(ゼンリン)らに抜かれ、2投目終了時点で7位に後退した。 最後のチャンスとなる3投目でも58メートル80と距離を伸ばせず、首を振ってがっくりと肩を落とした。不安そうな表情のまま大観衆に頭を下げ、ひきあげた。 前回23年ブダペスト大会、昨夏のパリ五輪とビッグ大会を連勝。今季も序盤は海外の試合で優勝するなど好スタートを切ったが、6月下旬に右ひじを痛め、暗雲が立ちこめた。 7月の日本選手権を欠場。その後、約2カ月間、大会に出場できなかった。8月20日のダイヤモンドリーグ(DL)で復帰したものの、50メートル93で最下位。約1週間後の復帰2戦目だったファイナルでは大幅に記録を伸ばしたとはいえ、自己ベスト(67メートル38)には遠く及ばない60メートル72にとどまった。 直前は拠点に置いているチェコではなく、トルコで合宿を行った。涼しいチェコより、温暖な気候の中で最終調整し、暑熱対策も施してきたが、状態を上げきれなかった。 前回大会は最終6投目で大逆転の優勝を果たすなど、勝負強さが武器だったが、3投の試技でビッグスローは見られなかった。今大会の「顔」があまりにも悔しい形で姿を消した。…