65 :プリンはのみものです。2017/09/23(土) 08:26:37ID:107結婚式に参列したら新婦から顔の傷をpgrされて修羅場になった。中学の時の事故が原因で私の額には傷がある。メイクと前髪である程度は隠れるけど、傷の場所が眉間に近いことから完璧に隠すことはできない。両親と祖父母が女の子の顔に一生ものの傷があることを憂いて整形や皮膚移植にだいぶお金をつぎ込んでくれたんだけど、それでも完全には消えなかった。思春期のころはそれなりに苦しんだけど、周囲の助けがあったから乗り越えられた。事故に遭ったのが中三の受験シーズンで退院した時にはもう学年があがっていて、高校進学が一年遅れたけどそれ以外は普通に大学を卒業してOLをやっていたし、ちゃんと恋愛して結婚もした。今は専業主婦。ある日、高校時代の友人から結婚式の招待状が届いた。この友人をYとする。私が地元を離れてしまったことで直接会うのは地元に戻った時くらいだったけど、私の結婚式にも参列してくれたし、行きたい気持ちのほうが強かった。でもおめでたい席に顔に傷がある私が行くことで水をさすことになりはしないか心配で、Yに一度電話でその旨を伝えたら、彼女はそんなこと気にしない。それより直接祝ってくれるほうがうれしいと言ってくれたので喜んで参列させてもらうことにした。まだ手のかかる子供たちは旦那と同居の良ウトメさんが見てくれることになって、小旅行のつもりで行っておいでと送り出してくれた。途中までいいお式だった。元々美人な花嫁だけどウェディングドレス姿はまた格別にきれいで、優しそうな旦那さんと並んでいる姿に感動した。(もう入籍はしていたから旦那さん。)今思うと私って能天気なんだなぁって思う。私はひたすら感動していたんだけど、一緒に参列していた高校時代の友人たちは、Yが時々私のことを忌々しいものを見るみたいな目で睨んでいたんだそうだ。でも私は気付いていないし、注意を促してその場の水を差すわけにもいかないから黙っていたらYが自爆した。Yが私の顔の傷のことや高校進学が遅れたことを、大学時代の友人と論ってpgrしはじめた。小さい声で言っているのならそのグループ内の会話で済んだんだろうけど、Yは少し離れた席に座っている私に聞こえるように言ったものだから会場内に響き渡った。途中からシーン…って耳が痛くなるような空気になったから余計に声が響いた。「あんな傷があるのに、よく恥ずかしげもなく参列できたよねー」「あたしだったらあんな傷があったら恥ずかしくて外に出られないけど、あいつ図太いからwww」「あいつ、落ちこぼれなんだよ。高校に進学するの遅れてんのwww」「かわいそうだからお情けで呼んでやったのに、勘違いしちゃって馬鹿だよねwww」「あいつの旦那、よくあんなのと結婚したよねwww よっぽどもてない男なんだwww」「妥協、妥協www」とまあ、こんな会話を大声で。新郎が小声で止めようとしていたけど、そのせいかますますムキになってヒートアップしていくのが少し離れた場所にいた私からもわかった。新婦側だけでなく、新郎側の親戚まで大顰蹙を買っていることに花嫁とそこのグループだけが気づいていない状態。居たたまれなくなった私が、席を立つべきか聞こえないフリに徹していたほうがいいのか悩んでいたら、顔を真っ赤にしたY母が鬼の形相で娘に近づいて行ってビンタした。pgrされていた私が思わず飛び上がるくらい物凄い音だった。で、一喝。「あんたって子は!! 〇子さんに謝りなさい!!」お母さん、実名報道は勘弁してください…って思ってたら、Y父と旦那さんがつかつか私のほうに歩いてきて、その場で土下座した。土下座なんてテレビのなかでしか見たことがない私パニック。慌てて私も土下座した。お互い土下座したまま「とんだ恥をおかけして……」って感じでひたすら謝罪。その間もYとY母が口論していて、「花嫁の顔をぶつ!?」って感じでキレている娘と「あんたの態度は遠路わざわざ来てくれた人に、いい年をした大人がやることなの!?」って感じでキレていたそうだ。「その年までロクに仕事もしないでふらふら、それに引き換え〇子さんは学生の時から自分でバイトしてうんぬん……」私は高校生の時、Y母のパート先でアルバイトしたことがあって、その時のことまで掘り返してY母はYを怒鳴りつけていたみたい。(土下座中の私に聞き耳を立てる余裕はなく、周囲にいた友人たちに後から聞いた)…