1: ごまカンパチ ★ 2023/12/23(土) 18:34:02.65 ID:eJD7vpoY9 クリスマスや忘年会、新年会など普段より飲酒の機会が増えるこの時期。 翌日になると周囲から「お酒くさい」という冷たい視線にさらされる。 なぜ、お酒を飲むとくさくなるのだろう。お酒を楽しみながらニオイを抑える方法はないのだろうか。 ■“スメハラ”該当者かも? 飲酒の機会増えるこの時期、ニオイ対策は マスクをしない生活に戻り、周囲のニオイに敏感になっている方も多いのではないだろうか。 最近では「スメルハラスメント(スメハラ)」という言葉もあって、体臭や口臭などを原因として、周囲がストレスを貯めるということがあるようだ。 ハラスメントというと少しおおげさな気もするが、筆者も仕事終わりの電車でお酒を飲んだ人と遭遇することがある。 大きい声で話すだけならいいのだが、近くにいるとお酒くさく、気分のいいものではない。 逆に、自分も飲み会の帰りに自覚のないまま、悪臭を周りにふりまいていることは十分にありうることだ。 この年末年始は友人や親戚、職場の同僚とお酒を楽しむ予定がある人もいるだろう。 ここ数年は企業もコロナ禍で自粛モードだったが、今年は忘年会・新年会を「実施する」という企業が55.9%と過半数に達している(>>1)。 お酒を楽しみながらも、ニオイ対策をすることはできないのだろうか。口臭を専門としており、日本口臭学会の理事を務める小川先生に聞いてみた。 ■くさくなる正体は“ガス” ニオイの原因はお酒だけでなく… ーーなぜ、お酒を飲むとくさくなるのですか? 日本歯科大学付属病院総合診療科 小川智久 准教授 「その正体はアセトアルデヒドという物質です。アルコールを体内で分解するとアセトアルデヒドという物質が出てきます。 それが体内を周り、肺から出てくると“ガス”となり、『お酒くさい』という状態になるわけです」 ーー“ガス”ですか!?それを聞くと余計にくさく感じますね… 「体内で一生懸命アルコールを分解した結果の“ガス”ですね。 だから、翌日までお酒くさいという状態は、前の日に飲んだ分が代謝しきれてなくて、まだ代謝を続けているということです。要するに二日酔いですね」 ーーアルコールの代謝が関係しているということは、お酒くさくなるのはお酒の量が関係しているということですか? 「当然そうなります。大量に飲めばそれだけニオイも強く、長い時間に渡りニオイを感じられます」 ※略 ■ガムや口臭ケア用品は“マスキング” 対策は「飲みすぎ注意」 ーーガムや口臭ケア用品は口臭対策の一つになりますか? 日本歯科大学付属病院総合診療科 小川智久 准教授 「あれは、ニオイを消しているわけではないんですよね」 ーーえ、どういうことですか? 「『マスキング効果』といって、いいニオイを出して嫌なニオイを感じさせなくしているだけで、ニオイを消しているわけではありません」 ※略 ーーじゃあ、お酒のニオイはどうしたらいいのでしょうか? 「気にするならやっぱりお酒の量をほどほどにするとか、口が寂しいならアルコールばかりじゃなくてチェイサーとして水を飲むように工夫するとか。 水を間に挟むと二日酔い対策になるとも言われているじゃないですか。 二日酔いはアルコールが全部代謝しきれず残っていて、その結果『お酒くさい』状態になるのだから、二日酔い対策がニオイの対策になるのかもしれないですね。 健康にもよくないし、何事においても飲みすぎは良くないってことです」 二日酔いになるほど飲んで、ニオイだけどうにかしてほしいというのも虫のいい話ということか。 言い尽くされた言葉だが、やっぱり「飲みすぎ注意」ということのようだ。 引用元: ・【悪臭/酒害】お酒飲むとくさくなるのは“ガス”が原因だった 翌日に残さない口臭対策を医師解説 [ごまカンパチ★]…