1: 蚤の市 ★ 2023/09/18(月) 20:37:06.72 ID:zmDZXsFp9 「かんたん!」どこが?苦情相次ぐ 東京都「018サポート」給付申請 44億円費やしたのにこの不親切さ<ニュースあなた発> 「手続きが複雑」「時間がかかる」—。東京都が18歳以下の子ども1人に月5000円を支給する「018ゼロイチハチサポート」の申請をスマートフォンで試みた江東区の女性(48)から、本紙「ニュースあなた発」に改善を求める声が寄せられた。申請開始は9月1日。都に聞くと、専用コールセンターには苦情も含め、1日平均3000件の問い合わせがあるという。給付の事務経費は40億円超だが、どうもうまくいっていないようだ。(奥野斐) ◆スマホでの申請をあきらめる人も… 「チラシに『スマホでかんたん!』とあるのに」。この女性は、手が空いた時にスマホで手続きを始めてつまずいた。画面上のチェック項目を次々に入力、本人確認書類を読み取って送信したつもりがうまくいかなかったという。結局、スマホでの申請を諦め、コールセンターに電話して申請書類を取り寄せ、郵送手続きに切り替えるという。 実は、記者も「かんたん」ならと申請しかけてつまずいた。ネックは必要書類。親子関係を証明するために子の健康保険証の画像を撮ろうとしたが、「被保険者」は夫の名義で、夫が申請しないと証明書類として使えないと気付き、いったん取りやめた。 ◆都の担当者「事前に必要書類を確認、用意して申請を」 「かんたん」とは言い難いのでは—。都庁に尋ねると、高井公知まさちか・育成支援調整担当課長が「都は申請者の世帯や口座の情報を持っていない。正しく支給するため、確認書類が必要。事前に必要書類を確認、用意して申請を」と話す。 必要書類は主に(1)申請者(保護者ら)の身分証明(2)申請者と子の関係の証明(3)振込先の通帳かキャッシュカード(保護者らか、子の名義)—の3種類。 (1)は専用アプリで手続きするならマイナンバーカード1枚だが、アプリ不使用なら運転免許証など2点目の証明がいる。(2)は子の健康保険証・医療証を使うなら被保険者・保護者の名義に注意しないと、関係の証明ができない。このほか、4月以降に転入出▽子が留学中—など個別事情に応じ追加書類も必要になる。 ◆書類の一部のマスキングまで要求「不便をかけている」 さらに、手間がかかるのが「マスキング」だ。健康保険証の保険者番号などが見えない状態で提出してほしいという。小さく切った紙を置いたり、スマホに取り込んで色を塗ったり。個人情報保護のためらしい。 つまり、必要書類をそろえないで、いきなりスマホで操作を開始するとスムーズにいかない。高井課長は「途中でアプリやマスキングが必要と分かり、作業を中断するなど不便をかけている。順次、案内の改善はしている」と釈明する。 ◆「うーん」 一定の手続きは必要なのは理解できるが、「スマホでかんたん!」という表現には首をかしげざるを得ない。これら給付関連の事務に都が44億円をかけていると聞き、それでまた「うーん」となってしまった。 東京都の「018サポート」 都内在住の子どもに月額5000円を支給する事業。年度中に生まれた子や転入・転出した子は在住期間のみ受け取れる。所得制限はない。12月15日までの申請で来年1月に最大6万円が一括支給されるが、12月16日以降も申請は受け付ける。2023年度予算で関連経費1261億円を計上。 東京新聞 2023年9月18日 06時00分 引用元: ・「かんたん!」どこが?苦情相次ぐ 東京都「018サポート」給付申請 44億円費やしこの不親切さ [蚤の市★]…