1:(長野県) [US]:2023/07/04(火) 21:04:33.88 大分市の大分港で、海上の船舶に給油するためにタンカーに積まれていた大量の重油をトラックなどに積み替え不正に販売したとして、タンカーの船長ら5人が業務上横領の疑いで逮捕されました。海上保安部は、燃料油が高騰し運送業界などが影響を受ける中、安く購入できると持ちかけ不正な販売を繰り返していたとみて解明を進める方針です。 逮捕されたのは、大分港を拠点に運航するタンカー「第一関門丸」の船長の藤沢和則容疑者(49)ら3人と、トラックを運転していた竹中勝容疑者(77)ら2人の合わせて5人です。 大分海上保安部によりますと、ことし2月と4月、第一関門丸を大分港の岸壁に接岸させ、本来は海上で船舶に給油するために積まれていた重油、合わせておよそ9000リットルを陸揚げし、タンク付きのトラックなどに積み替え不正に販売したとして業務上横領の疑いが持たれています。 海上保安部は、今後の捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。 海上保安部はことし5月、第一関門丸の船内や、船舶を所有する山口県下関市の事務所を捜索し、押収した資料などの分析を進めてきました。 重油はその後、市場で取り引きされる価格の半額程度で、トラックの運送業者や燃料油の卸売会社に転売されていたということです。 海上保安部は、燃料油が高騰し運送業界などが影響を受ける中、より安く購入できると持ちかけ不正な販売を繰り返していたとみて解明を進める方針です。 大分港で大量の重油を不正販売した疑い タンカーの船長ら逮捕…