1. 匿名@ガールズちゃんねる とりわけ近年目立つのが、ランナーの「境遇」を物語の中心に据える演出だ。昨年のやす子さんは、1日の食事が学校の給食だけの日もあったというエピソードや、高校時代に児童養護施設で暮らしていたことを明かして話題になった。それだけにランナーとしての意気込みも強く、従来の募金と切り離して設定された「マラソン児童養護施設募金」の発案はやす子さんによるものだったという。 今年の横山さんについても、複雑な家庭環境を乗り越えてきた過去が紹介され、チャリティー精神との関連性が強調された。しかし、「やす子はお涙頂戴だったけど、横山はそこまででもない」と横山さんを支持するSNSの声も多数あり、“過去の境遇を前面に押し出すかどうか”が比較されるという事態にもなっているのだ。 この流れから見えてくるのは、マラソンランナーの選び方が「いかに視聴者を泣かせるか」という意向に偏っているということだ。タレント本人の境遇を感動の演出素材として消費するやり方は、企画の成否を本人に負わせ過ぎてはいないだろうか。 2025/09/04(木) 22:18:43…