1: ベスティーちゃん(福島県) [US] rLSMqyAs0● BE:567637504-PLT(51005) 2025-08-30 09:47:16 sssp://img.5ch.net/ico/si2.gif クマによる人的被害が相次ぐ中、市町村の判断で市街地でのハンターによる発砲を認める「緊急銃猟」が9月に始まる。各市町村は地元猟友会や警察と訓練を重ねてきたが、住民の安全確保などを巡る課題も浮上している。(児玉森生、旭川支局 佐賀秀玄) ●段取り確認 「通行制限を行います」「発砲!」 21日に北海道下川町で行われた環境省主催の訓練。高校や民家近くの河川敷にヒグマが現れたとの想定で、町職員らが住民の避難誘導や周辺の通行制限を行った後、ハンターが土手の上から河川敷に向けて射撃する緊急銃猟の手順を確かめた。 道内では、市街地に出没するヒグマが増えている。今年7月には福島町で新聞配達中だった50歳代の男性が襲われて死亡した。 参加した70歳代の男性ハンターは「発砲までの段取りが多く、その間にクマが移動してしまうのではないか」と懸念した。環境省鳥獣保護管理室の佐々木真二郎室長は「事前に段取りを確認しておくことが、いざという時の機動的な動きにつながる」と強調した。 ●改正法 環境省によると、今年度は7月末までにすでに55人がクマによる人的被害に遭った。年間で85人が被害に遭った昨年度を上回るペースだ。緊急銃猟は被害の深刻化を受け、4月に成立した改正鳥獣保護法に盛り込まれた。 これまでは市街地にクマが出没しても現場の警察官の命令などがなければ原則発砲できず、警察の判断を仰いでいるうちに見失ったり、クマに襲われたりするケースもあった。9月以降は、市町村の委託を受けたハンターの裁量による発砲が可能となる。 環境省は7月、住民避難や通行制限など事前の安全確保策を講じることや、銃弾が対象を貫通しても止まるよう対象の背後に斜面などがある状態で発砲することなどを定めた指針を作成した。 ●流れ弾不安 ただ、安全確保には課題もつきまとう。 今月25日に富山県総合運動公園で行われた訓練で、富山市は園内の道路の通行を実際に制限した。市の担当者は「かなりの人手がかかることがわかった。休日だったら人手の確保はさらに大変になるかもしれない」と話した。 跳弾や流れ弾による被害が出た際の責任の所在も問題になりそうだ。改正法では、銃弾で民家の壁が破損するなどした場合、委託した市町村が賠償責任を負うと定めた。だが、特に人的被害が出た場合、刑事責任を誰が負うかは捜査・司法当局の判断になるという。 ハンター側は不安を募らせており、北海道猟友会は29日、「市町村が安全と判断しても跳弾などの懸念が生じたら発砲を中止する」などとする通知を道内の全支部に送った。 岩手大の山内貴義准教授(野生動物管理学)は「国は優良事例をまとめたり、財政補助をしたりして市町村を支援するべきだ。ハンターが不安を持たないよう、行政や警察と日頃から綿密に連携できる場を設ける必要もある」と指摘した。…