1: ぐれ ★ tXx94Lge9 2025-08-28 15:56:33 ※8/28(木) 13:59 産経ニュース 「再犯が強く危惧されると言わざるを得ない」。神戸地裁のこうした指摘は、3年足らずで現実のものとなった。神戸市中央区のマンションで住人の会社員、片山恵さん(24)が刺殺された事件で、兵庫県警に殺人容疑で逮捕された谷本将志容疑者(35)=東京都新宿区=は令和4年9月、別の女性へのストーカー行為で逮捕され、有罪判決を受けていた。ただ地裁は当時、再犯リスクの高さを認めながら執行猶予を選択。保護観察もつけなかった。結果的に猶予期間中に再犯に及んでおり、刑事司法制度の課題が露呈された。 4年の事件で谷本容疑者は、路上で見かけた女性に約5カ月間にわたって付きまとった上、部屋に押し入って首を強く締めるなどしたとして、殺人未遂容疑などで逮捕された。だが、神戸地検は殺人未遂ではなく傷害罪を適用。ストーカー規制法違反や住居侵入罪などと合わせて起訴した。 判決で、神戸地裁の安西二郎裁判官は「被害者は死の恐怖に直面し心身の苦痛は大きい」と犯行の悪質性を強調。事件翌日に許しを請うため再び女性に会いに行っており、「思考のゆがみは顕著で、再犯が強く危惧されると言わざるを得ない」と指摘した。 一方で、女性が重傷に至らなかったことを考慮。被告が反省の態度を示し、再犯防止に努めると述べているなどとして、懲役2年6月、執行猶予5年の判決を言い渡した。 執行猶予は3年以下の拘禁刑が言い渡された被告に対し、再犯すれば刑務所に収容されるという状況を抑止力とすることで、自発的な更生を促す制度で最長は5年。だが執行猶予が抑止力になりにくい人もいる。一例が「反社会的パーソナリティー」だ。 続きは↓ 神戸女性刺殺容疑者を「野放し」にした3年前の判決 保護観察すら付けず、専門家は疑問視…