837: 1/3 2009/06/02(火) 00:29:34 とりあえずかなり長い話なので、読むの面倒な人はスルーしてください。 ついこの間の出来事。 俺の勤め先は、地方にあるスーパー業務を主とする結構大きめの会社だった。 4月に入り、近くに競合店が出来るっていうんで、毎日何かしらのイベントを催して客数を減らさないようにしてたんだ。 そんなある日、大型連休を前にして家族連れをターゲットにした『わくわくお楽しみ袋』って企画をすることになった。 内容は子供向けのおもちゃとお菓子詰め合わせ、それにラップや洗剤等の日用品が入ったお楽しみ袋を、一家族に付き一袋で先着20組にプレゼントするといったもの。 その他にも色々セールやらイベントが用意されていて、実施日当日になって人手不足で販促課の俺と後輩まで駆り出された。 開店一時間前になり、後輩がお楽しみ袋の整理券の確認をしだした。 自動的に俺が外に並んでるお客様の誘導とその日のお買い得品が書かれたチラシ配りをすることになった。 チラシを持って外に出ると、開店一時間前にもかかわらず既に30人くらい並んでいた。 お楽しみ袋を貰えるであろう20組のお客様のほとんどは子供連れで、企画的には成功したのかな?なんて思いながらチラシを配ってた。 チラシを配り終え、お買い得品の説明も終わり、一番前に並んでいた父子家庭である親子と楽しく雑談していた時だった。 突然、濃い化粧をした太めのオバサンが俺の所にカツカツ歩いてきた。この時既に開店の10分前だった。 オバ 「ちょっと良いかしら」 俺 「はい?なんでしょう?」 最初からかなり高圧的な言い方をされてちょっとムッとした。 オバ 「ここの社長さんにね、今日ここで色々プレゼントくれるって聞いたのだけど」 俺 「はい、お楽しみ袋ですね。残念ながら、先着20名様までなのですよ」 そう言うとそのオバサン、ちょっと困ったような仕草をしつつ オバ 「そうらしいのよね~だから、とりあえずココ(先頭)に並ばせてね」 とか言い出した な、何言ってんだコイツ…?とか思いながら、社長の知り合いっぽいので丁重に断ろうとしたんだ…