1 名前:少考さん ★:2025/05/22(木) 11:11:00.66 ID:SQZQQGlo9.net 東京新聞デジタル 2025年5月22日 06時00分 会員限定記事 コメの販売価格が下がらない中、関東では各地で田植えが進む。全国で今年の作付面積は増加する見込みだが、今年も夏の高温や害虫による被害が予想される。政府は効果的な対策を打てず、江藤拓農相は失言で更迭された。迷走はいつまで続くのか。田植えを行う農家からは先行きへの不安の声が聞かれた。(山田雄之、太田理英子) ◆「『おいしい』食べてもらうのが農家のやりがい」なのに 「田植えはゴールデンウイーク前にほとんどしちゃったよ。コメ不足だから、なるべく早く収穫できるようにと思ってね。酒米用を植えたら今年は終わりだ」 「こちら特報部」は20日、埼玉県加須市の兼業農家で同県農民運動連合会副会長の松本慎一さん(75)が作業する田んぼを訪ねた。利根川沿いの計約180アールで主にコシヒカリを育てている。 農林水産省によると、2025年産の主食用米の作付面積は、1月末時点の意向調査で前年よりも2.3万ヘクタール増の128.2万ヘクタール。 長年、国の減反政策に応じ、作付面積を減らしてきた松本さんも今年は30アール増やした。コメの高騰で、直売の消費者たちから「1坪でも多く生産してほしい」と頼まれたことが大きかった。2年前に農家をやめた近隣住民から遊休地を借り受け、復活させた。 「『おいしい』と消費者に食べてもらうのが農家のやりがい。金もうけじゃない。手を出せない価格になってるのは心苦しい」 ◆農家は儲かってない。手元にコメが残ってないんだから 農水省が19日に公表した、今月5~11日に全国のスーパーで販売されたコメ5キロ当たりの平均価格は4268円。政府の備蓄米の放出効果は乏しく、18週ぶりに下がった前週より54円上がり、過去最高値を更新した。前年同時期の2倍超の水準の推移が続く。 だが松本さんは「農家に利益はもたらされていない。ほとんどの農家が手元にコメが残っていないんだから」と話す。 自宅で食べるためのコメがわずかに残る松本さんの保管庫=埼玉県加須市で 自身は昨秋までに5キロ2000円台半ばで売り切り、自宅の保管庫に残るのは、30キロ入りのコメ袋がわずか2つと少し。例年はこの時期に6袋ほどあり、新米ができる秋まで妻と食べるが、今年は親戚や顧客に頼まれて譲り分けた。「この量では足りない。うちも仲間に頼むことになるかな」とため息をつく。 ◆猛暑予報、カメムシ大発生…不安はさまざま (略) ※全文はソースで。 引用元:…