引用元: ・百年の恋も冷めた瞬間!120年目 189: おさかなくわえた名無しさん 2011/08/21(日) 21:44:21.79 ID:HRKfXm5U今春、父が急逝しました。 去年に癌が見つかって、手術だ通院だ入院だ、トータル半年ちょっとの、 働き者だった父らしいと言えば父らしい、あまりにせわしない半年でした。 同じ大学で知り合った彼は2学年上で、父のことで迷惑をかけた頃、 彼はもう社会人になってました。 私が父や家庭のことでどうしても他の生活がおざなりになってしまうのを、 真正面から受け止めてあれこれアドバイスをしてくれたのは彼でした。 「効率」という点からはとても的確な話ばかりでした。 若干「感情」が抜けがちだったり、実際に看病その他に立ち会うのは 母・私・妹(こちらも学生)であるので、その中での話がまず第一、という 前提が忘れられがちだったりするのは、私の中では許容範囲でした。 父の容態が急変して予定をドタキャンすることもある私を責めることもない、 本当に優しくて有難い人だと思ってました。 けれど、春に父が他界してからは、違和感を覚えることが出てきました。 急に扱いがぞんざいになり、四十九日などの法事や月命日・墓参りなどで、 私があれこれすることを「おかしい」「必要ない」と怒るようになってきました。 彼は父を「亡くなった“人”」ではなく「失くした“物”」のように捉えていたんです。 …