1 日本語は世界に数ある言語の中でも、最もハイコンテクストな言語の一つだ。「ハイコンテクストな言語」とは、文脈や会話の状況、会話する人間同士の関係など、文章内に明記されていない事柄に大きく依存する言語のことを指す。つまり、「いちいち全てを言葉で明示せずとも、最低限の表現だけでお互いに正確なコミュニケーションが成り立つ」のが日本語の特徴だ。 日本語のハイコンテクストさに関して、簡単な例を挙げるとすれば、「明日メール送るね」だろうか。 この短い一文だけで、私たち日本人は「明日(私は)(あなたに)メールを送るね」という意味であると理解できる。むしろ、主語や目的語をきっちりと明示して「明日私はあなたにメールを送るね」と言うのは、文法的に何の間違いはないにせよ、どうにも変な感じがする。発話しているのは「私」で相手は「あなた」という状況なのだから、いちいち人称を明示しなくとも伝わるのは当然のことだと思う人もいるかもしれない。 (中略) 中級から上級レベルの日本語学習者が感じる日本語の難しさにスポットライトを当てたい。どの学習者も、教科書に沿って文法をひと通り学習し、会話も読み書きもかなり上手にできるようになったレベルだ。 このレベルに至った外国人学習者は「日本語は発音が簡単で文法もそこまで複雑ではないので習得しやすい。しかし、日本語を上手に操るのはとても難しい」とよく言うものだ。彼らが感じる日本語会話の難しさの要因は、「日本人は誰も教科書で学習した通りに話していない」という点に集約しているように筆者は思う。 ※全文はソースで。 3 英語圏の人も教科書通りには話してなくね 241 >>3 I am takeo.も You are nancy.も使ったことない 296 >>3 同じこと思った…