
転載元: ネギうどん ★ 2025/08/19(火) 10:45:58.73 ID:FNOvBHoa9 阪神・近本光司外野手(30)が19日に出場登録日数が7年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格条件を満たす。2019年の入団から走攻守全てでけん引する不動の1番打者を、球団は全力で慰留する方針。市場価値を「5年25億円」と語る代理人もおり、今オフに控える交渉では虎生え抜き史上最高の条件が目安になりそうだ。優勝マジック22のチームは同日から中日2連戦(京セラドーム)に臨む。 虎の宝である近本への球団の評価は当然、非常に高い。きょう19日に国内FA権の資格条件を満たすことについて、複数の関係者が「必要な選手という位置付けは変わらない」と口をそろえた。シーズン中のため具体的な言及を避けながらも、オフに控える交渉で引き留めに全力を尽くすのが既定路線だ。 昨年の交渉で複数年契約を打診するなど、既に熱意を伝えた。結果的に、近本が「1年で勝負したい。僕はFAを取っていないですし、通常であれば単年の契約。球団の思いも聞かせてもらって、それでも単年でいいかな」と断って、5000万円増の年俸3億7000万円(推定)で落ち着いた。当時、嶌村聡球団本部長は複数年の提示を「それだけいてもらいたい選手ということ」と説明していた。 19年の入団から盗塁王5回、最多安打1回、ゴールデングラブ賞4回を獲得。走攻守全てで成績が抜きんでるだけでなく、勤勉な取り組みがチームにプラス効果を与え、Aクラス常連の立役者になった。高い人気で営業面への貢献も計り知れない。さらに、兵庫県淡路島出身。球団としては、地元が生んだスター選手を他球団に流出されては困るのだ。 では、その価値はどの程度か。仮にFA宣言をして争奪戦に発展した場合、球界で長く活動する代理人は「5年25億円規模になるのではないか」と予想した。この数字は、14年オフの鳥谷敬の5年20億円、昨年の大山の5年17億円プラス出来高払いで総額20億円規模(金額はいずれも推定)を超える虎生え抜きでは最大級。さらに、首位打者、最多安打、盗塁王、最高出塁率などのタイトルが狙える今年の成績次第では、「そこから上がる可能性がある」とも付け加えた。“虎史上最大級の誠意”が、交渉の一つの目安になる可能性が出てきた。 とはいえ、野球人生の節目となる話し合いはまだ先の話。きょう19日からは京セラドームで中日との2連戦に臨む。セで唯一負け越している相手を叩いて、「22」が点灯している優勝マジックを減らしたいところ。その中心的な役割を果たすのは、近本をおいて他にいない。 ≪阪神近年のFA残留メモ≫ ★鳥谷 敬 14年オフにメジャー挑戦を視野に海外FA権を行使も、条件で折り合わず残留を選択。FA残留選手ではチーム最長の5年総額20億円で契約。 ★大山 悠輔 24年オフに国内FA権を行使。巨人が6年総額24億円超とされる条件提示を行ったが、熟考の末に5年総額17億円プラス出来高で阪神に残留。(金額は全て推定)…