1: ニーニーφ ★ JMZoqUiS9 2025-08-15 12:14:38 ◆米マイナー3A オクラホマシティー―アルバカーキ(14日、米オクラホマ州オクラホマシティー=チカソーブリックタウンボールパーク) 右肩痛のため60日間の負傷者リスト(IL)入りしているドジャース・佐々木朗希投手(23)が14日(日本時間15日)、傘下3Aオクラホマシティーの一員として本拠地・アルバカーキ戦に先発。97日ぶりの実戦登板は予定の3回を投げ切れず、2回0/3を6安打3失点で降板した。防御率13・50、球数41球で最速は95・7マイル(約154キロ)だった。 立ち上がりから苦しい投球となった。0―0の初回。1番・ウォードに四球を与えると、二盗を許し、無死二塁から2番・リッターに右前適時打を浴びた。94・5マイル(約152・1キロ)直球を捉えられた。さらに2死一塁から再び二盗を決められ、2死二塁から日系3世の5番・ヒウラには94・1マイル(約151・4キロ)直球を右前適時打とされた。なおも2死一、二塁のピンチで3点目は防いだが、この回3安打1四球で2点を失った。マイナーではすでに導入されている“ロボット審判”によってボールからストライク判定に覆る場面もあった。 1―2の2回は1死から9番打者にバント安打を決められると、併殺崩れで一塁に残った1番・ウォードにこの日2つ目の二盗を献上。追加点にはつながらなかったが、朗希はピッチング以外の課題を露呈する形となった。3回は先頭の3番・ビーンに初球のスプリットを中前打とされ、続く4番には93・4マイル(約150・3キロ)直球を中前打とされたところで降板となった。無死一、二塁でリリーフした2番手右腕はこの回の失点を押し出しによる1点で食い止めた。 日米通じて自身初の中5日で臨んだ5月9日(同10日)の敵地・Dバックス戦の登板を最後に右肩インピンジメント症候群のためIL入りした朗希。キャッチボールを再開させた後、右肩の痛みが再発して注射を打ち、またもノースローとなる期間もあったが、今月5日(同6日)には83日ぶりの取材対応で「3か月かかりましたけど、痛みが取れてすごく良かった」「何で痛いかが分かった。(今は)不安も痛みもない」などと話していた。 肉体改造とともに、離脱前から試していた新球ツーシームの習得に本格的に着手するなど進化を遂げた剛腕。8日(同9日)には負傷後3度目となるライブBP(実戦形式)に登板し、3イニング想定で延べ9人に対して安打性1本、2三振1四球、最速97マイル(約156・1キロ)だった。熱視線を送ったロバーツ監督は「少し体も大きくなったように見えた。必要なことはやり遂げたと思う」と高く評価。8月下旬のメジャー復帰を目指している状況だが、指揮官は「朗希の若さを考慮しても先発投手として5回、75球が基準だ」と目安を明かしている。 メジャー1年目の今季は開幕ローテ入りを果たすも8試合で1勝1敗、防御率4・72。最速165キロの本来の姿を取り戻し、大谷翔平投手(31)、山本由伸投手(26)らが形成するド軍先発陣に返り咲くことはできるだろうか―。 報知新聞社…