2025年大阪・関西万博は、昼間の賑わいだけでなく、夜間券やトワイライトキャンペーンにより夕方から夜の時間帯も楽しめるイベントとして人気を集めています。しかし、2025年8月13日、予期せぬトラブルが発生し、会場が一夜限りの「オールナイト万博」となりました。この記事では、事件の経緯と、画像や動画付きのXポストを引用しながら、何が起こっていたかをわかりやすくまとめます。 8月13日夕方、大阪メトロ中央線(万博会場と大阪市内を結ぶ路線)がコスモスクエア駅〜大阪港駅間での設備点検のため運転を停止しました。これにより、夢洲駅から長田駅間の電車が動かなくなり、閉場時間(通常22時)頃に会場に残っていた多くの来場者が帰宅できなくなりました。会場内には数千人の帰宅難民が発生し、SNSでは「オールナイト万博」のハッシュタグがトレンド入りしました。 万博協会とスタッフは迅速に対応。会場を開放し、水や食品の配布、一部パビリオン(例: オランダ館、ポルトガル館、電力館)の開放を行い、来場者が安全に夜を過ごせるよう支援しました。来場者たちは、ライトアップされたパビリオンを散策したり、ライブカメラ前でダンスやラジオ体操をしたりと、ポジティブに楽しむ様子が見られました。一方で、疲労や熱中症の懸念もあり、救急車の出動も報告されました。 運転は翌朝5時30分頃に再開。始発電車で来場者が帰宅し、8月14日の万博開場は通常9時から10時に遅延しました。この出来事は、万博の柔軟な対応を評価する声が多い一方、交通インフラの脆弱さを指摘する意見も生みました。なお、8月22日には「霜降り明星のオールナイトニッポン」が万博会場から生放送予定で、公式の「オールナイト」イベントも控えています。…