百年の恋も冷めた瞬間 Open 2年目 971: 名無しさん@おーぷん 15/10/02(金)23:01:03 ID:Erp 中学時代に通っていた塾の同級生にSさんという女の子がいた。Sさんは俺好みの顔つきをしていて、おっとりした性格、更に素朴で裏表の無い感じで気立てが良い子だった。彼女は塾の中では率先して出しゃばるようなクラスのリーダー格的存在という訳ではなくて、クラスの一部の子で基本的に決まった友達としか喋らない、でも人見知りという訳ではなく誰とでも気軽に話せる感じの子だった。それに対して自分は、例えて言うならクラスのはしくれ(いわゆるインキャラ)で超ネクラな方なので塾の中でも友達は少なく、ましてやSさんと接する事なんてとても出来なかった。で、結局まともに口も聞けないまま塾を卒業した・・・。それから5年、近所のファミレスでSさん一家に会った。Sさんの風貌は5年前とあまり変わっていなかったので大体分かっていたが向こうから「○○(俺の名前)くんだよね?」と話しかけてきた。ちなみにSさんの家族構成は父母と身長が190くらいありそうな弟の4人その4人が偶然隣のテーブルだったので会話ややりとりを少し聞いていたのだが明らかにSさんが一番わがままな感じで、Sさん弟はSさんに散々いじめられていた。(からかわれていたり、肩にかるーくパンチされたり・・・)塾の時とは明らかに違う振る舞いだけど、姉弟の家族ってやっぱこんなもんか・・・とは思っていたが更に驚いたのが、皿に乗ってたからし?みたいなのを弟に「舐めろよー!早く舐めろよー!」と笑いながら催促していたのには正直言って薄ら寒さを覚えた。さすがに母に止められていたが。でも俺には相変わらず優しくて良い子だった。多分身内じゃないからだと思うけど。5年前から家族にはこんなだったのかと考えると尚恐ろしい塾では本当に良い子だと思っていたからこそ。女ってホントコワイちなみにあれからSさんには会っていない。…