引用元: ・◇修羅場◇part99 149: 恋人は名無しさん 2010/08/10(火) 11:37:30 ID:WL8LeGl+0ぬるめ。 登場人物 ・A男(俺男の後輩) ・B子(派遣事務員) ・C太(B子の関係者) ・俺男(A男とペアで行動することが多い) これまで女っ気ゼロだったうちの職場に新しくB子という派遣事務員が入った。 B子は大人しい子で、髪も染めていないし、化粧もファンデーションをうっすら、服は機能性重視。黙々と仕事をこなす。 まあ決して美人ではないが、あたりのやわらかい感じで、脂の抜けたおっさんが「息子の嫁にしたい」ってタイプ。 A男「B子って絶対ハジメテですよね!」 俺男「なんで言い切れるんだ。本人に聞いたのか?」 A男「それがなんか誤魔化されちゃってー」 俺男「聞いたのか!?」 A男「いやいやさすがにズバリ「ハジメテなの?」とは聞いてないですよ。彼氏いるかどうか聞いたらいないって言ったから」 俺男「『今は』いないだけかもしれんがな」 A男「いやーあれは絶対彼氏いない暦=年齢ですって!」 A男はB子がお気に召したらしく、隣の席に配置されたB子に事あるごとに話しかけていた。 データ入力中だろうが書類整理中だろうがお構いなし。 B子がちょっと困ってる感じだったので、俺男は「仕事中に話しかけると気が散るだろうから控えろ」と釘を刺した。 だが「隣の机に女の子が座ってるなんて、中学以来なんですよねーなんか舞い上がっちゃってー」 と浮かれるA男の耳には右から左だった。ちなみにA男は、本人いわく素人道。 数日後、俺とA男が出先から会社に戻ったら、ちょうどB子が携帯電話で電話しながら帰っていくところだった。お互いに「お疲れ様」とすれ違ったんだが、隣のA男が突然「ハァ!?」と素っ頓狂な声を出した。…