1: 湛然 ★ Bj5gXPAT9 2025-08-11 07:39:55 なぜこの夏、フジが「北の国から」を再放送? 業界で囁かれる“切実な事情”とは 8/8(金) 11:12 デイリー新潮 「北の国から」(FODより) あの「北の国から」全24話が、8月11日からフジテレビで再放送される。北海道の富良野に移り住んだ黒板五郎(田中邦衛)と長男・純(吉岡秀隆)、長女・蛍(中嶋朋子)の成長を描いた、言わずと知れた倉本聰氏の原作・脚本による大ヒット作だ。そんな名作ドラマが平日午後の関東ローカルの再放送枠「ハッピーアワー」だなんて……。 *** 「北の国から」は1981年10月9日にスタートし、翌年3月26日に最終回を迎えた。最終回が放送されたその日、新聞各紙には子供の字でしたためられた広告が掲載された。 《富良野ろくごう、廃屋、さよなら/吹雪、キタキツネ、あしあと、さよなら/灯(ひ)は小さくてもあったかかったよ。/「北の国から」今夜でお別れです。一〇九三五通のお手紙ありがとうございました。/純 蛍》 これだけで頭の中にはさだまさしのテーマ曲が流れ、目頭を潤ませるファンもいるのではないだろうか。民放プロデューサーは言う。 「撮影に丸1年を費やした『北の国から』は、当初こそ視聴率が1桁にまで落ち込みましたが、後半になると盛り返して最終回は21・0%を記録しました(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯:以下同)。その後は8編のドラマスペシャルが放送され、2002年の最終話『遺言 前編』では38・4%をたたき出しています」 国民的ドラマとも言えるが、フジにとっても象徴的な作品だったという。 「『北の国から』がスタートした81年はフジが“楽しくなければテレビじゃない”を打ち出した年であり、バラエティでは『オレたちひょうきん族』などがスタート。翌82年には『笑っていいとも!』も始まり、開局以来初の年間視聴率三冠王を獲得しました。そんなフジのドラマ部門の牽引役となったのが『北の国から』だったと言えるでしょう」 ■視聴率1%台の「ハッピーアワー」 前出の純と蛍の新聞広告にも、端っこに“楽しくなければテレビじゃない”と明記されている。フジは今年、中居正広氏による性暴力問題への対応で徹底的な猛省を強いられ、過去のスローガンである“楽しくなければ……”も撤回することとなった。 「そのすぐ後に『北の国から』の再放送とは、皮肉な感じもしますね。しかも、『ハッピーアワー』枠での放送とは驚きました」 デイリー新潮は6月24日配信の「フジテレビ、遂に午後の再放送ドラマ枠もテレ東に敗北 『医龍』でさえ“視聴者にハマらない理由”」で、平日午後の再放送枠「ハッピーアワー」(第1部13:50?14:48、第2部14:48?15:45)が数字をとれていないことを報じた。 「これまで『古畑任三郎』や『医龍―Team Medical Dragon―』などの人気作を再放送してきましたが、視聴率は1%台が珍しくなく、テレビ東京の『午後のロードショー』にも負けています。現在放送中の三浦春馬さん主演の『僕のいた時間』は2%台と多少は上がっているものの、はたして40年以上前のドラマで数字がとれるのか……」 ちなみに、フジは8月4日から「〈ハッピーアワー〉夏・特別企画」と題し、第1弾と第2弾で「古畑任三郎ファイナル」、第3弾で「はだしのゲン」、第4弾で「ゾウのはな子」、そして第5弾で「北の国から」を放送する。 「第1弾の古畑ファイナル『フェアな殺人者』(4日)はメジャーリーグで野球殿堂入りしたイチローが犯人役で、第2弾の『ラストダンス』(5日)は松嶋菜々子が犯人役と話題になりそうです。しかし、これまで『ハッピーアワー』で再放送した古畑シリーズは数字がとれていないのでどうなることやら……」 (※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)…