引用元: 「不可解な体験、謎な話~enigma~ Part30」より 785: 525 2006/01/20(金) 23:14:05 ID:n9KFol1d0 家は昔質屋だった、と言ってもじいちゃんが 17歳の頃までだから私は話でしか知らないの だけど結構面白い話を聞けた。田舎なのもあるけどじいちゃんが小学生の頃は幽霊は勿論、 神様とか妖怪やら祟りなど非科学的な物が当たり前に信じられていた時代でそう言った物 を質屋に持ち込む人は少なくは無かったそうだ。 どういった基準で値段をつけていたのかは分らないが、じいちゃん曰く「おやじには霊感 があったからそう言う神がかった物は見分ける事ができたんだ」と言っていた。 「見せ物小屋」 「よう喜一、でっかくなりやがって」店にデカイおじさんがいた外知朗おじさんだ、お じさんはおやじの悪趣味な友人の1人だ。 「俺の名前はトチロウ、外を歩き沢山の事を知りそして教える者、外知朗だ!」おじさん の口癖で、こじつけだ。(昔は牛年の次男に外と言う字をつける風習があった、理由は牛 はどっしりして中々小屋から出ようとしない様子から早く養子に行けと言う意味らしい) おじさんはたくさんの学校を行ったり来たりしている学者?らしい、行った先で変わった 物を見つけたり変な宗教に首を突っ込んだりする変人だったが田舎育ちの喜一にはこの人 の話は夢の様な外の世界だった。 その日「見せ物小屋」の話をしてくれた喜一の町にも縁日になればよくやって来た、小さ なサーカス&マジックだ。…