1. 匿名@ガールズちゃんねる 同作は、芸人・バカリズムの脚本で、交通事故により命を落とした主人公の麻美(安藤サクラ)が来世も人間として生まれ変わるために、何度も人生をやり直して徳を積む姿を描いた物語。永尾は“チビ麻美”こと、麻美の幼少期を演じた。 見た目は幼稚園児だけど、中身は33歳という設定に説得力を与えていたのが永尾の表情だ。特に秀逸だったのは、保育士の先生と同級生・玲奈ちゃんの父親が親しげに話しているシーン。のちに2人が不倫関係に陥ることを知っている麻美は心底軽蔑した表情に。 それでも麻美は、玲奈ちゃんのために、ひいては徳を積むために2人の不倫を阻止しようとする。淡々と計画を進める過程で見せる、どこか達観した表情からは大人の哀愁が漂っており、年齢とのギャップがお茶の間の笑いを誘った。そんな永尾の巧みな表情演技あってこそ、この作品は成立したと言えるだろう。 『誘拐の日』でも永尾は不可能を可能にしている。特に大きな話題となったのは、第1話のある一幕だ。物語は主人公の政宗が、心臓病の娘・芽生(日下莉帆)の手術費用を確保するために、裕福な病院長の娘である凛を誘拐するところから始まる。 しかし、凛は記憶喪失になっていることが判明。さらには大人も思わずたじろぐほどの天才児だった。その天才ぶりを印象付けたのが、政宗の前で凛が多言語を操るシーン。永尾は英語、フランス語、韓国語、中国語、タガログ語、アラビア語の6カ国語で構成された台詞をよどみなく流暢に披露し、視聴者を圧倒した。 2025/08/05(火) 21:34:24…