1. 匿名@ガールズちゃんねる 大昔、サバンナなどで狩猟生活を送っていた頃の人類にとっては、ADHDの傾向が生存に役立ったと考えられます。 サバンナでは役に立った特徴も、現代になるとADHDは教室やオフィスでうまく適応できないことが多い。集中力が発揮できるケース以外では、本来持っている強みを生かせずに、疎外されたり、生きづらさを感じている人も多いのではないでしょうか。しかし、次の事実を知れば少しは勇気づけられるかもしれません。 少し専門的になりますが、ADHDに大きく関係しているのが「DRD4-7R」というドーパミン受容体遺伝子です。この遺伝子を持って生まれた人は活性化しにくい報酬系を持っており、ADHDになる可能性が高いことが知られています。 DRD4-7Rは、人のリスクテイキングな傾向や新しい体験を求めたがる人たちの脳を研究する際、研究対象となる遺伝子でもあります。人間の「新奇探索傾向(ノベルティ・シーキング)」という性格に関与しているといわれています。現代においてADHDを引き起こす一因とされる遺伝子が、人類をアフリカから世界へと旅立たせ、新しい経験を求めるという人間としての決定的な特質を左右しているとしたらどうでしょう。私は人類の魂のメカニズムに触れているような気がしてわくわくさせられます。 2025/05/19(月) 17:15:25…