1: ななしさん@発達中 2025/05/19(月) 01:47:40.30 ID:0RG2UX229 男性より女性の患者が多いアルツハイマー型認知症について、九州大などの研究グループは、男性ホルモンの「テストステロン」が脳内の免疫細胞に作用し、発症を抑える効果を持つことがわかったと発表した。論文が科学誌「アドバンスド・サイエンス」に掲載された。 アルツハイマー病は脳で作られるたんぱく質が分解されず、過剰に蓄積されることで病状が進むとされ、認知症の原因で最も多い。患者の3分の2を女性が占める一方、なぜ男女で発症率に差があるかは分かっていない。 九大の溝上顕子准教授(歯学・神経科学)らは、老廃物を分解する脳内の免疫細胞「ミクログリア」とテストステロンの関係性に着目。アルツハイマー病患者やマウスから採取した脳組織などを解析した。その結果、テストステロンがミクログリアの分解機能を活性化して、たんぱく質の蓄積を抑え、その働きは女性より男性の方が活発であると結論付けた。 溝上准教授は「性差が健康上の不利益にならないよう、今回の研究成果を予防や治療法の開発につなげていきたい」と話す。 東北大の大隅典子教授(神経科学)の話「男性ホルモンに焦点を当て、男女のアルツハイマー病の発症リスクの謎に迫ったユニークな研究だ」 5/18(日) 11:40配信 読売新聞オンライン…