829: 本当にあった怖い名無し 2019/04/17(水) 00:23:50.13 ID:2A6TyC2S0.net 近くの大学の少年サッカー倶楽部に入ってた時の話。多分、小学校低学年の頃だったはず。ちなみにサッカーは今も昔もへたっぴである。 夏の合宿で、山奥の宿舎に行った。よく覚えていないけど、緑の多い場所だった。大学の施設だったんだろう、割合にしっかりした施設だった。 自分は父親と一緒に行った。自然芝のコートでの練習は結構楽しかった。夜は本棚にあった「ベルセルク」を読んでいたっけ。 怖い話はここからで、3日めの夜に肝試しをやるのが、その合宿の恒例行事だった。年毎に企画を変えてるらしく、その時は「禁じられた部屋」に入って、10分間耐える、という内容。うろ覚えだから、色々違う気もするけどだいたいそんなところ。 本当のところを言うと、その部屋は倶楽部のコーチ達の居室で、6畳+押し入れの収納という感じ。昼間はコーチ達のくつろぎスペースになってるような部屋だった。 ところが夜になって、仲間と一緒に部屋に入ると、部屋のあちらこちらにお札やら紙人形やら、それっぽい飾り付けがしてあるもので、子ども心にスゴいビビってた。わりと幽霊とかはその頃から信じていたからね。 今思い返すと明らかに作り物くさかったんだけど、当時の自分にはスゴい効いてた(笑)。 つづく …